ゲーミングPC 5万円で自作する方法とコツ

ゲーミングPC 5万円で自作する方法とコツ

5万円という限られた予算でゲーミングPCを自作する方法を詳しく解説します。パーツ選びのポイントから組み立て手順まで、初心者でも分かりやすく説明しています。この記事を読めば、あなたも格安で高性能なゲーミングPCを作れるようになるかも?

ゲーミングPC 5万円で自作する

5万円ゲーミングPC自作のポイント
💻
コスパ重視のパーツ選び

性能と価格のバランスを考慮し、最適なパーツを選択

🔧
慎重な組み立て作業

手順を守り、静電気対策を忘れずに丁寧に組み立てる

🎮
ゲーム性能の最適化

OSやドライバの設定を調整し、最高のパフォーマンスを引き出す




カスタムゲーミングPC

ゲーミングPC 5万円自作のパーツ選び

5万円という限られた予算でゲーミングPCを自作するには、パーツ選びが非常に重要です。コストパフォーマンスの高いパーツを選ぶことで、予算内で最大限の性能を引き出すことができます。

 

以下は、5万円ゲーミングPC自作におすすめのパーツ構成例です:

  1. CPU:AMD Ryzen 5 4500 or Intel Core i3-10100F
  2. マザーボード:ASRock B450M-HDV R4.0 or ASUS PRIME H410M-E
  3. メモリ:Team Elite Plus 8GB×2 (DDR4-2666)
  4. GPU:NVIDIA GeForce GTX 1650 4GB
  5. SSD:Crucial P2 500GB NVMe M.2
  6. 電源:玄人志向 KRPW-L5-500W 80PLUS STANDARD
  7. ケース:Thermaltake Versa H17

 

この構成では、エントリーレベルながら十分なゲーミング性能を発揮できます。特にCPUとGPUの選択が重要で、予算の大部分をこの2つのパーツに割り当てることをおすすめします。

ゲーミングPC 5万円自作の組み立て手順

パーツが揃ったら、いよいよ組み立て作業に入ります。初心者の方でも安心して作業できるよう、基本的な手順を紹介します。

  1. 作業環境の準備:静電気対策として、アンチスタティックマットや静電気除去バンドを用意しましょう。
  2. マザーボードへのCPU取り付け:CPUの向きに注意し、慎重に装着します。
  3. CPUクーラーの取り付け:付属のグリスを適量塗り、クーラーを固定します。
  4. メモリの装着:カチッと音がするまでしっかりと押し込みます。
  5. マザーボードをケースに取り付け:スタンドオフの位置を確認し、ネジで固定します。
  6. 電源ユニットの取り付け:ケース底部や上部に設置し、各パーツに電源ケーブルを接続します。
  7. SSDの取り付け:M.2スロットに差し込み、ネジで固定します。
  8. GPUの装着:PCIeスロットに差し込み、ケースに固定します。
  9. 各種ケーブルの接続:電源、フロントパネル、ファンなどのケーブルを接続します。

 

組み立て作業中は、無理な力を加えないよう注意しましょう。不安な点があれば、YouTubeなどの動画チュートリアルを参考にするのも良いでしょう。

 

自作PC組み立ての詳細な手順を解説したYouTube動画

ゲーミングPC 5万円自作のOS選びとインストール

PCの組み立てが完了したら、次はOSのインストールです。ゲーミングPCの場合、一般的にはWindows 10 or 11を選択することが多いでしょう。しかし、5万円という予算を考えると、正規のWindowsライセンスを購入するのは難しいかもしれません。

 

そこで、以下のような選択肢があります:

  1. Windows 10/11の評価版を使用する(機能制限あり)
  2. 中古のWindowsライセンスキーを購入する(リスクあり)
  3. Linux系OSを使用する(一部ゲームが動作しない可能性あり)

 

OSのインストール手順は以下の通りです:

  1. USBメモリにインストールメディアを作成
  2. BIOSの設定でUSBブートを有効にする
  3. インストールウィザードに従ってOSをインストール
  4. 必要なドライバをインストール

 

OSインストール後は、最新のグラフィックドライバをインストールし、ゲームの設定を最適化することで、より快適なゲーミング環境を整えることができます。

ゲーミングPC 5万円自作のトラブルシューティング

自作PCでは、組み立て後にトラブルが発生することもあります。代表的なトラブルとその対処法を紹介します。

  1. 電源が入らない

    • 電源ケーブルの接続を確認
    • 電源ユニットのスイッチがONになっているか確認
    • マザーボードとケースの電源スイッチの接続を確認

  2. 画面が表示されない

    • モニターケーブルの接続を確認
    • GPUが正しく装着されているか確認
    • メモリが正しく装着されているか確認

  3. BIOSが起動しない

    • CMOSをリセット(マザーボードの説明書を参照)
    • BIOSのバッテリーを外して再度装着

  4. ブルースクリーンが頻発する

    • メモリのテストを実行
    • ドライバを最新版に更新
    • Windows Updateを実行

 

トラブルが解決しない場合は、各パーツメーカーのサポートページを確認するか、PCパーツ販売店やオンラインフォーラムで相談するのも良いでしょう。

ゲーミングPC 5万円自作の将来的なアップグレード計画

5万円で自作したゲーミングPCは、将来的なアップグレードを見据えて設計することができます。以下は、段階的なアップグレード計画の例です:

  1. メモリ増設:8GB×2から16GB×2へ
  2. SSD容量増設:1TB SSDの追加
  3. GPUアップグレード:より高性能なモデルへ交換
  4. CPUアップグレード:同じソケットの上位モデルへ交換
  5. 電源ユニット交換:より高出力のモデルへ

 

アップグレードを行う際は、各パーツの相性や電源の供給能力を確認することが重要です。また、最新のゲームの要求スペックを確認し、計画的にアップグレードを進めることで、長期的に使用できるPCに育てていくことができます。

 

ゲーミングPC向けアップグレードの詳細ガイド(英語)

 

以上の情報を参考に、5万円という限られた予算でも、十分に楽しめるゲーミングPCを自作することができます。パーツ選びから組み立て、そして将来のアップグレードまでを考慮することで、コストパフォーマンスの高いPCを手に入れることができるでしょう。自作PCの醍醐味を味わいながら、自分だけの理想のゲーミング環境を構築してみてはいかがでしょうか。