ゲーミングPC グラボなしで快適プレイ

ゲーミングPC グラボなしで快適プレイ

グラボなしのゲーミングPCで快適にゲームを楽しむ方法を紹介します。内蔵GPUの性能や、おすすめのCPU、メモリ構成などを解説。低予算でも楽しめるゲームタイトルは何でしょうか?

ゲーミングPC グラボなしの可能性

グラボなしゲーミングPCの特徴
💻
低コスト

グラボ購入費用が不要で、初期投資を抑えられる

🔧
省スペース

グラボがないため、PCケース内がすっきり

低消費電力

グラボの消費電力がないため、電気代を節約できる




カスタムゲーミングPC

 

グラボなしのゲーミングPCは、一見矛盾しているように思えるかもしれません。しかし、最新のCPUに搭載されている内蔵GPUの性能向上により、一定のゲームプレイが可能になってきています。特に、AMDのRyzen APUシリーズやIntelの第12世代以降のCore iプロセッサーは、内蔵グラフィックスの性能が大幅に向上しています。

ゲーミングPC グラボなしの内蔵GPU性能

最新のCPUに搭載されている内蔵GPUの性能は、エントリークラスの独立グラフィックカードに迫る場合もあります。例えば、AMDRyzen 7 5700GのRadeon RX Vega 8グラフィックスは、NVIDIA GeForce GTX 1030相当の性能を発揮します。Intel Core i7-12700KのIntel UHD Graphics 770も、軽めのゲームであれば十分なパフォーマンスを提供します。

ゲーミングPC グラボなしのおすすめCPU

グラボなしでゲームを楽しむ場合、CPUの選択が非常に重要になります。以下におすすめのCPUを紹介します:

  1. AMD Ryzen 7 5700G
  2. AMD Ryzen 5 5600G
  3. Intel Core i7-12700K
  4. Intel Core i5-12600K

 

これらのCPUは、強力な内蔵GPUを搭載しており、多くのゲームをプレイ可能にします。

ゲーミングPC グラボなしのメモリ構成

内蔵GPUはシステムメモリを共有して使用するため、メモリの容量と速度が重要になります。最低でも16GB、できれば32GBのDDR4-3200以上のメモリを搭載することをおすすめします。デュアルチャンネル構成にすることで、さらにパフォーマンスが向上します。

ゲーミングPC グラボなしで遊べるゲームタイトル

グラボなしのPCでも、多くのゲームを楽しむことができます。特に、eスポーツタイトルや2D系のゲームは快適にプレイできます。以下におすすめのゲームを紹介します:

  1. League of Legends
  2. Dota 2
  3. Counter-Strike: Global Offensive(低設定)
  4. Minecraft
  5. Stardew Valley
  6. Terraria
  7. Rocket League
  8. Overwatch(低設定)

 

これらのゲームは、内蔵GPUでも十分な性能を発揮し、楽しむことができます。

ゲーミングPC グラボなしの将来性と拡張性

グラボなしのゲーミングPCは、将来的な拡張性も考慮に入れる必要があります。初期投資を抑えつつ、後からグラフィックカードを追加できるようにしておくことで、より高度なゲーミング体験を得ることができます。そのため、マザーボードにPCIe x16スロットがあることを確認し、電源ユニットも将来のグラフィックカード追加を見越して余裕を持った容量を選択しておくことをおすすめします。

 

グラボなしのゲーミングPCの将来性について、詳しくは以下の記事を参考にしてください:

 

グラフィックス機能内蔵CPUの性能は独立GPUに迫れるか? 最新APUで検証

 

この記事では、最新のAPUの性能が独立GPUにどこまで迫れるかを詳細に検証しています。

ゲーミングPC グラボなしの選び方

グラボなしのゲーミングPCを選ぶ際は、以下のポイントに注目しましょう:

  1. CPUの性能と内蔵GPU
  2. メモリの容量と速度
  3. ストレージの種類と容量
  4. 拡張性(将来的なグラボ追加の可能性)
  5. 冷却性能

ゲーミングPC グラボなしのCPU選び

CPUは、グラボなしのゲーミングPCの心臓部とも言える重要なパーツです。内蔵GPUの性能が高いCPUを選ぶことが、快適なゲームプレイの鍵となります。AMDのRyzen APUシリーズやIntelの第12世代以降のCore iプロセッサーの中から、予算に応じて最適なものを選びましょう。

 

以下は、グラボなしゲーミングPCにおすすめのCPUの比較表です:

CPU モデル コア/スレッド 内蔵GPU おすすめポイント
Ryzen 7 5700G 8C/16T Radeon RX Vega 8 高性能な内蔵GPU、マルチタスクに強い
Ryzen 5 5600G 6C/12T Radeon RX Vega 7 コスパ良好、多くのゲームに対応
Core i7-12700K 12C/20T Intel UHD Graphics 770 高い処理性能、将来性あり
Core i5-12600K 10C/16T Intel UHD Graphics 770 バランスの取れた性能、手頃な価格




カスタムゲーミングPC

ゲーミングPC グラボなしのメモリ選び

メモリは、内蔵GPUのパフォーマンスに直接影響を与えるため、十分な容量と速度を確保することが重要です。最低でも16GB、できれば32GBのDDR4-3200以上のメモリを選びましょう。また、デュアルチャンネル構成にすることで、さらにパフォーマンスが向上します。

 

例えば、2x8GBのDDR4-3600 CL16のメモリキットを選ぶことで、高速なデュアルチャンネル構成を実現できます。

ゲーミングPC グラボなしのストレージ選び

ストレージは、ゲームの読み込み速度に大きく影響します。SSDを選ぶことで、ゲームの起動やロード時間を大幅に短縮できます。NVMe SSDを選ぶことで、さらに高速なデータ転送が可能になります。

 

容量は、インストールするゲームの数や種類によって異なりますが、最低でも500GB、できれば1TB以上のSSDを選ぶことをおすすめします。

ゲーミングPC グラボなしの冷却対策

グラボなしのゲーミングPCでは、CPUが処理の大部分を担うため、適切な冷却が重要になります。CPUクーラーは、付属の純正クーラーよりも、サードパーティ製の高性能なエアクーラーや水冷クーラーを選ぶことをおすすめします。

 

また、PCケースの選択も重要です。十分な通気性を確保できるケースを選び、必要に応じて追加のケースファンを取り付けることで、システム全体の温度を適切に管理できます。

 

グラボなしゲーミングPCの冷却対策について、詳しくは以下の動画を参考にしてください:

 

CPUクーラーの選び方と取り付け方 - 初心者向けPC自作講座

 

この動画では、CPUクーラーの選び方や取り付け方について、わかりやすく解説しています。

ゲーミングPC グラボなしのコスト削減テクニック

グラボなしのゲーミングPCを構築する際、さらにコストを抑えるためのテクニックがあります:

  1. 中古パーツの活用:CPUやメモリなど、中古パーツを利用することで大幅にコストを抑えられます。ただし、保証がない場合が多いので注意が必要です。
  2. セール時の購入:Amazonのプライムデーや、各PCパーツショップのセールを狙って購入することで、新品パーツでもお得に入手できます。
  3. BTOパソコンの利用:自作が不安な場合、グラボなしのBTOパソコンを選ぶことで、組み立ての手間を省きつつ、コストを抑えることができます。
  4. フリーソフトの活用:有料のゲーミング関連ソフトウェアの代わりに、フリーソフトを活用することで、ソフトウェアにかかるコストを抑えられます。

 

これらのテクニックを組み合わせることで、さらにコストパフォーマンスの高いグラボなしゲーミングPCを構築することができます。

 

グラボなしのゲーミングPCは、適切な選択と構成により、多くのゲームを楽しむことができる可能性を秘めています。初期投資を抑えつつ、将来的な拡張性も考慮に入れることで、長期的に満足できるシステムを構築できるでしょう。ゲームの種類や予算に応じて、最適なパーツを選択し、快適なゲーミング環境を作り上げてください。