ゲーミングPC自作の予算とパーツ選びのコツ

ゲーミングPC自作の予算とパーツ選びのコツ

ゲーミングPC自作の予算設定からパーツ選びまで、初心者にもわかりやすく解説します。自作PCの魅力や注意点とは?コスパの良い構成例も紹介しますが、あなたにぴったりの構成はどれでしょうか?

ゲーミングPC自作の予算とパーツ選び

ゲーミングPC自作の概要
💻
自作の魅力

カスタマイズ性が高く、コスパ良好

💰
予算の目安

10万円~30万円程度

🔧
必要なスキル

基本的なPC知識と組立技術




カスタムゲーミングPC

ゲーミングPC自作の予算設定のポイント

ゲーミングPC自作の予算設定は、プレイしたいゲームのジャンルや要求スペックによって大きく変わります。一般的な予算の目安は以下の通りです:

  • エントリー級:10万円~15万円
  • ミドルレンジ:15万円~20万円
  • ハイエンド:20万円~30万円以上

 

予算を決める際は、以下の点を考慮しましょう:

  1. プレイしたいゲームの要求スペック
  2. 画質設定や解像度の希望
  3. 将来的なアップグレード計画
  4. 周辺機器(モニター、キーボードマウスなど)の有無

 

ゲーミングPCの心臓部であるCPUとGPUには、予算の50~60%程度を割り当てるのが一般的です。残りの予算で他のパーツを選びます。

ゲーミングPC自作に必要なパーツリスト

ゲーミングPC自作に必要な主要パーツは以下の通りです:

  1. CPU(Central Processing Unit)
  2. GPU(Graphics Processing Unit)
  3. マザーボード
  4. メモリ(RAM)
  5. ストレージ(SSDやHDD)
  6. 電源ユニット
  7. PCケース
  8. CPUクーラー

 

これらのパーツを適切に選び、組み合わせることでゲーミングPCが完成します。各パーツの選び方については後述します。

ゲーミングPC自作のメリットとデメリット

ゲーミングPCを自作することには、以下のようなメリットとデメリットがあります:

 

メリット:

  • カスタマイズ性が高い
  • コストパフォーマンスが良い
  • パーツの知識が身につく
  • アップグレードが容易

 

デメリット:

  • 初心者には難しい場合がある
  • パーツ選びに時間がかかる
  • 保証が個別パーツ単位になる
  • トラブル時の原因特定が難しい

 

自作PCの組み立て方や注意点については、以下の動画が参考になります:

 

自作PC組み立て方の詳細な解説動画

ゲーミングPC自作におけるパーツ選びのコツ

ゲーミングPC自作でのパーツ選びには、以下のコツがあります:

  1. CPU:ゲームの種類に応じて選ぶ

    • FPS・競技ゲーム:高クロック重視(Intel Core i5/i7、AMD Ryzen 5/7)
    • オープンワールド・シミュレーション:コア数重視(AMD Ryzen 7/9、Intel Core i7/i9)

  2. GPU:予算の中で最高性能のものを選ぶ

    • NVIDIA GeForce RTXシリーズ
    • AMD Radeonシリーズ

  3. メモリ:16GB以上を推奨(DDR4-3200MHz以上)
  4. ストレージ:NVMe SSDを優先(容量は500GB以上推奨)
  5. 電源:80PLUS認証取得モデルを選ぶ(Bronze以上推奨)
  6. マザーボード:CPUとの相性、拡張性を考慮

 

パーツ選びの詳細なガイドは以下のリンクが参考になります:

 

ドスパラによるゲーミングPC自作パーツ選びガイド

ゲーミングPC自作の予算別おすすめ構成例

以下に、予算別のおすすめ構成例を紹介します:

  1. 予算10万円の構成例

    • CPU: AMD Ryzen 5 5600
    • GPU: NVIDIA GeForce GTX 1650 SUPER
    • メモリ: 16GB DDR4-3200
    • SSD: 500GB NVMe
    • 特徴:エントリーレベルのフルHDゲーミング向け

  2. 予算15万円の構成例

    • CPU: Intel Core i5-12400F
    • GPU: NVIDIA GeForce RTX 3060
    • メモリ: 16GB DDR4-3600
    • SSD: 1TB NVMe
    • 特徴:1080p高設定/1440p中設定ゲーミング向け

  3. 予算20万円の構成例

    • CPU: AMD Ryzen 7 5800X
    • GPU: NVIDIA GeForce RTX 3070
    • メモリ: 32GB DDR4-3600
    • SSD: 1TB NVMe
    • 特徴:1440p高設定/4K中設定ゲーミング向け

 

これらの構成例は、あくまで参考です。実際の構成を決める際は、最新のパーツ価格や個人の好みを考慮してください。

ゲーミングPC自作における省電力と静音性の両立

ゲーミングPCは高性能であると同時に、電力消費や騒音が気になる場合があります。省電力と静音性を両立させるためのポイントを紹介します:

  1. 80PLUS Gold以上の高効率電源を選ぶ
  2. 静音設計のPCケースを使用する
  3. 大口径・低回転のケースファンを採用する
  4. CPUクーラーは大型空冷または水冷を検討する
  5. GPUは静音モデルを選ぶ(MSI GAMING XやASUS STRIXシリーズなど)
  6. SSDのみを使用し、HDDを避ける

 

これらの対策により、性能を犠牲にすることなく、省電力で静かなゲーミングPCを構築できます。

 

静音PCの構築に関する詳細な情報は以下のリンクが参考になります:

 

パソコン工房による静音PC構築ガイド

 

以上の情報を参考に、あなたに最適なゲーミングPCを自作してみてください。パーツ選びや組み立ては慎重に行い、分からないことがあれば専門店や経験者に相談することをおすすめします。自作PCの世界は奥が深く、知識を深めれば深めるほど楽しくなる趣味でもあります。ぜひ、あなただけの理想のゲーミングPCを作り上げてください。