ゲーミングPCケースおすすめ
ゲーミングPCケース選びのポイント
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サイズと拡張性
マザーボードサイズに合わせて選択し、将来の拡張性も考慮
❄️
冷却性能
エアフローと冷却ファンの数、水冷対応を確認
🎨
デザインと素材
見た目や素材の質感、RGB対応など好みに合わせて選択
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カスタムゲーミングPC
ゲーミングPCケースのサイズ別特徴
ゲーミングPCケースを選ぶ際、まず考慮すべきはサイズです。主に以下の3種類があります:
- フルタワー:
- 最大サイズで拡張性が高い
- 大型の水冷システムも搭載可能
- 設置スペースが必要
- ミドルタワー:
- 最も一般的なサイズ
- バランスの取れた拡張性と設置のしやすさ
- ほとんどのゲーミングPCに適している
- ミニタワー:
- コンパクトで省スペース
- 拡張性は限られるが、高性能なミニPCを構築可能
- 冷却に工夫が必要
サイズ選びは、搭載したいパーツや設置場所に応じて決定しましょう。例えば、複数のグラフィックカードを搭載したい場合はフルタワー、標準的なゲーミングPCならミドルタワーがおすすめです。
ゲーミングPCケースの冷却性能を比較
ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すには、優れた冷却性能が不可欠です。ケースの冷却性能を評価する際は、以下の点に注目しましょう:
- エアフロー設計:
- フロントとトップにメッシュパネルを採用しているか
- 内部のケーブルマネジメントが整っているか
- ファンマウント数:
- 120mm/140mmファンの搭載可能数
- 大型200mmファンに対応しているか
- 水冷対応:
- ラジエーターの搭載可能サイズ(240mm、360mmなど)
- ポンプやリザーバーの取り付けスペース
- ダストフィルター:
- 各吸気口にダストフィルターが装備されているか
- 取り外しやすく清掃が容易か
冷却性能に優れたケースの例として、Corsair 4000D Airflowが挙げられます。フロントとトップにメッシュパネルを採用し、最大6基の120mmファンを搭載可能。360mmラジエーターにも対応しており、高い冷却性能を実現しています。
Corsair 4000D Airflowの詳細情報
ゲーミングPCケースの拡張性を確認
将来のアップグレードを見据えて、ケースの拡張性も重要なポイントです。以下の項目をチェックしましょう:
- マザーボード対応サイズ:
- ATX、E-ATX、MicroATXなど、対応するサイズを確認
- グラフィックカード長:
- 最大搭載可能な長さ(mm)をチェック
- 近年の高性能GPUは300mm以上のものも
- CPUクーラー高さ:
- 空冷クーラーの最大搭載高さを確認
- 一般的に160mm以上あれば多くのクーラーに対応
- ストレージベイ数:
- 3.5インチ、2.5インチドライブの搭載数
- M.2 SSD専用マウントの有無
- 拡張スロット数:
- PCIeスロットの数(7スロット以上が理想)
- 垂直GPUマウントに対応しているか
拡張性に優れたケースの例として、Phanteks Enthoo Pro 2が挙げられます。E-ATXマザーボードに対応し、最大490mmのグラフィックカードを搭載可能。さらに、デュアルシステムビルドにも対応する高い拡張性を誇ります。
Phanteks Enthoo Pro 2の製品ページ
ゲーミングPCケースのデザインと素材
ゲーミングPCケースは、性能だけでなく見た目も重要です。以下のデザイン要素を考慮しましょう:
- サイドパネル:
- 強化ガラス製で内部が見えるタイプ
- アクリル製や不透明なパネル
- RGB対応:
- 内蔵LEDストリップの有無
- マザーボードとの同期機能
- 素材:
- スチール製:頑丈だが重い
- アルミニウム製:軽量だが高価
- プラスチック製:安価だが耐久性に欠ける
- カラーバリエーション:
- フロントパネルデザイン:
- メッシュタイプ:冷却重視
- ソリッドタイプ:静音性重視
デザイン性に優れたケースの例として、NZXT H510 Eliteが挙げられます。強化ガラスのサイドパネルと前面パネル、内蔵のRGBファンとLEDストリップにより、美しい外観を実現しています。
NZXT H510 Eliteの製品詳細
ゲーミングPCケースの静音性と防振対策
高性能なゲーミングPCは発熱量も多く、ファンノイズが気になることがあります。静音性を重視する場合は、以下の点に注目しましょう:
- 防音材の使用:
- サイドパネルや内部に防音材が貼られているか
- 高密度フォームや吸音パネルの有無
- ファンコントロール機能:
- ファン速度を調整できるコントローラーの搭載
- PWM対応ファンの使用
- 防振ゴム:
- HDDマウントやファンマウントに防振ゴムが使用されているか
- 電源マウント位置:
- ケーブルマネジメント:
静音性に優れたケースの例として、be quiet! Silent Base 802が挙げられます。高密度の防音材と防振ゴムを採用し、静音性と冷却性能のバランスが取れています。さらに、フロントパネルを交換することで、静音重視と冷却重視を切り替えられる柔軟性も特徴です。
be quiet! Silent Base 802の製品情報
以上の点を考慮し、自分のニーズに合ったゲーミングPCケースを選びましょう。冷却性能、拡張性、デザイン、静音性のバランスを取ることで、長く使える満足度の高いPCケースを見つけることができます。
ゲーミングPCケースの選び方や特徴について、より詳しく知りたい方は、以下のYouTube動画がおすすめです。実際のケースを使用しての解説や比較レビューが参考になります。
PCケース選びのポイント解説動画