


ASUS ROG STRIX B650-A GAMING WIFI AMD Ryzen 7000 シリーズ AM5 対応 B650 搭載 ATX マザーボード/国内正規代理店品
ASUSマザーボードのBIOSアップデートは、ゲームのパフォーマンスに直接的な影響を与える重要なメンテナンス作業なんです。特に最新のAGESA 1.2.0.2bを内包したBIOSでは、「Core Tuning Config For Gaming」という専用機能が実装されており、この設定を適用することでゲームのフレームレートが実測で向上したという報告が複数のユーザーから寄せられていますよ。
参考)Windows 搭載 PC で BIOS バージョンを更新す…
BIOSアップデートがゲーム性能に影響する理由は、CPUの電力管理やクロック制御の最適化にあります。例えばASUS ROG ALLYでは、BIOSバージョン319にアップデートしたことでAPUの電力が20Wまでしか上がらなくなり、ターボモードでもフルパフォーマンスが発揮できなくなる問題が発生しました。しかし最新のバージョン322ではこの問題が解消され、正常なゲーム性能が戻っています。
参考)【ASUS ROG ALLY】BIOS Ver.319でゲー…
実際の検証データでは、AGESA 1.2.0.2b BIOSを適用してCore Tuning Config設定をLegacyに変更した環境と、旧バージョンのAGESA 1.2.0.2a環境を比較した結果、複数のゲームタイトルでフレームレートの向上が確認されているんです。
参考)Ryzen環境のゲーム性能が数%向上!ASUS、AGESA …
ASUS公式 - Windows搭載PCでBIOSバージョンを更新する方法
一方で、BIOSアップデートは必ずしもプラスの効果だけをもたらすわけではありません。バージョンによっては逆にパフォーマンスが低下するケースもあるため、更新前に公式フォーラムやレビューサイトで最新バージョンの評判を確認することが推奨されますよ。
参考)[マザーボード] トラブルシューティング - BIOS の更…
BIOSアップデートを安全に実行するには、事前準備が極めて重要です。まず現在のBIOSバージョンを正確に把握する必要がありますよ。
参考)[Windows 11/10] モデル名および BIOS バ…
確認方法は2通りあります。1つ目はパソコン起動時にDeleteキーまたはF2キーを押してBIOS画面を開き、画面上部に表示されるバージョン番号をメモする方法です。2つ目はWindowsが起動している状態で「Windows + R」キーを押し、「msinfo32」と入力してシステム情報を開く方法で、「BIOSバージョン/日付」の項目で確認できます。
参考)ASUSマザーボードBIOS更新の手順【画像つき】初心者にも…
次に重要なのがBitLockerの設定確認です。BitLockerが有効な状態でBIOSを更新すると、起動時に回復キーの入力を求められる可能性があります。回復キーがわからない場合、ストレージにアクセスできなくなりWindows初期化が必要になるため、更新前にBitLockerを一時的に無効化しておくことが強く推奨されますよ。
参考)ASUS BIOSアップデートの安全な方法と失敗防止策|マザ…
ASUSマザーボードBIOS更新の手順
USBメモリの準備も必須です。ASUS EZ Flash 3はFAT32ファイルシステムのシングルパーティション構成のUSBメモリのみに対応しているため、事前にFAT32形式でフォーマットしておく必要があります。公式サイトから正しいマザーボードモデル用のBIOSファイルをダウンロードし、ZIP形式で配布されている場合は解凍して、末尾が「.CAP」のファイルをUSBメモリのルートディレクトリに保存します。
参考)https://zenn.dev/headwaters/articles/905766df8004c1
電源の安定供給も見逃せないポイントです。BIOS更新中に電源が切れるとマザーボードが起動不能になるリスクがあるため、ノートPCの場合は必ずACアダプターを接続し、バッテリー残量が20%以上あることを確認してください。デスクトップPCでもUPS(無停電電源装置)の使用が理想的ですが、最低限コンセントからの安定した電源供給を確保しましょう。
ASUS EZ Flash 3は、BIOS画面から直接更新できる公式ツールで、最も安全性が高い更新方法として推奨されています。Windows上で実行するEZ Updateは更新失敗のケースが多く報告されているため、初心者でもEZ Flash 3の利用が推奨されますよ。
参考)[マザーボード] ASUS EZ Flash 3 Utili…
更新手順は次の通りです。まずBIOSファイルを保存したUSBメモリをパソコンに接続した状態で、起動時にDeleteキーまたはF2キーを押してBIOS画面を開きます。EZ Modeが表示された場合はF7キーを押してAdvanced Modeに切り替えてください。
Advanced Modeの画面で上部メニューから「ツール」タブを選択し、「ASUS EZ Flash 3 ユーティリティ」を起動します。更新方法の選択画面が表示されるので、「Storage Devices経由」を選びます。ネットワーク経由での更新も可能ですが、接続が途切れるリスクがあるため、USBメモリ経由が安全です。
左側のデバイス一覧からUSBメモリを選択すると、右側に保存されているファイルが表示されます。内蔵SSDやHDDも一覧に表示されるため、容量や名前で判別してUSBメモリを特定し、「.CAP」ファイルを選択してください。
ファイル選択後、読み込み確認画面で「Yes」を選ぶと、更新するBIOSバージョンの詳細が表示されます。現在のバージョンと更新後のバージョンを確認し、問題なければ再度「Yes」を選択して更新を開始します。
ASUS EZ Flash 3 Utilityの概要
更新中はプログレスバーが表示され、通常5〜10分程度で完了します。この間、絶対に電源を切ったり、USBメモリを抜いたりしないでください。更新が完了すると自動的に再起動しますが、環境によっては数回再起動を繰り返す場合があります。これは正常な動作なので、慌てずに起動が完了するまで待ちましょう。
参考)【徹底解説】Windows 11時代のBIOSアップデート方…
初回起動時は「Please enter setup to recover BIOS setting」というメッセージが表示され、Windowsが自動起動しません。この画面でF1キーを押してBIOS画面に入り、設定を確認してからF10キーで保存して終了する必要があります。BIOS更新後は設定が初期化されているため、XMP設定やファンスピード設定などを再度設定し直すことをお忘れなく。
BIOSアップデート完了後、ゲーム性能を最大限に引き出すには適切な設定変更が不可欠です。最新のASUS AM5マザーボードでは「Core Tuning Config For Gaming」という専用機能が追加されており、この設定を「Legacy」に変更するだけでゲームパフォーマンスが向上することが確認されていますよ。
参考)BIOS(AGESA1.2.0.2b)でFPS上がるか検証(…
XMP(Extreme Memory Profile)の有効化も重要な設定です。XMPをオンにすることで平均7%のFPS向上が報告されており、RAMがXMPをサポートしていれば必ず有効化すべき設定と言えます。BIOS画面のAi Tweakerタブから「Ai Overclock Tuner」を「XMP」または「D.O.C.P」に設定してください。
AI Overclockingという自動最適化機能も活用できます。この機能はCPUの冷却性能に余裕がある場合、自動的にクロックを開放してスコアを向上させるもので、最新のZEN4アーキテクチャでは温度と消費電力を下げながらパフォーマンスを最適化する特性があります。
参考)[マザーボード][グラフィックスカード] ゲームパフォーマン…
youtube
ASUS公式 - ゲームパフォーマンスを向上させる方法
ハイパースレッディング(SMT)の設定については慎重な判断が必要です。一部の検証では無効化することで平均17.1%のFPS向上とCPU温度の大幅な低下が報告されていますが、PC環境によっては逆にFPSが大幅に低下するケースもあります。ゲームタイトルによって最適な設定が異なるため、まずは有効な状態で使用し、問題がある場合のみ無効化を試すのが賢明でしょう。
効率コア(E-core)のオフ設定も、スタッター(カクつき)軽減に効果があるとされています。最低フレームレート(0.2% low)で最大37.6%、1% lowで31.6%の向上が報告されており、入力遅延を減らす効果も期待できますよ。ただしこの設定も環境依存性が高いため、実際にゲームプレイして体感で判断することをお勧めします。
BIOS更新に失敗してパソコンが起動しなくなった場合でも、適切な対処法を知っていれば復旧できる可能性があります。まず最初に試すべきはCMOSクリア(BIOSリセット)です。マザーボード上のCMOSクリアジャンパを数秒間ショートさせるか、ボタン式の場合はリセットボタンを押すことで、BIOS設定を工場出荷時の状態に戻せますよ。
BIOS Flashback機能を搭載したマザーボードであれば、さらに強力な復旧手段が使えます。この機能は、CPUやメモリ、ディスプレイがなくても、USBメモリとマザーボード背面の専用ボタンだけでBIOSを書き換えられる仕組みです。対応モデルは限られますが、ROGシリーズやTUF GAMINGシリーズの上位モデルには搭載されていることが多いです。
ASUS公式 - BIOS更新に失敗する場合の対処法
失敗を防ぐための予防策としては、以下の点が重要です。ダウンロードしたBIOSファイルが自分のマザーボードモデルに完全に一致していることを必ず確認してください。例えばROG MAXIMUS XII FORMULAのマザーボードに、ROG MAXIMUS XII EXTREMEのBIOSファイルを使用すると「適切なBIOSではありません」というエラーが表示されます。
BIOSのダウングレード(古いバージョンへの変更)は、多くのマザーボードでサポートされていません。現在のBIOSバージョンが2103の場合、バージョン1003への変更を試みるとエラーになる仕組みです。セキュリティパッチが削除されるリスクもあるため、特別な理由がない限りダウングレードは避けるべきでしょう。
参考)[NUC] NUC BIOSを以前のバージョンにダウングレー…
電源トラブルによる失敗を防ぐには、UPS(無停電電源装置)の使用が理想的ですが、少なくともノートPCの場合はACアダプター接続とバッテリー残量20%以上を厳守し、デスクトップPCでも安定した電源供給環境で作業してください。天候が不安定な日や停電の可能性がある時間帯は避けるのも賢明な判断です。
ASUS製マザーボードの最新BIOSには、ゲーマー向けの独自機能が複数搭載されています。2024年12月に公開されたAGESA 1.2.0.2bベースのBIOSでは、「Core Tuning Config For Gaming」機能が目玉となっていますよ。
この機能を検証したユーザーのデータによると、X670E PLUSマザーボードにRyzen 7 7700Xを搭載した環境で、設定をLegacyに変更しTurbo Game Modeをオンにすることで、複数のゲームタイトルでFPS向上が確認されています。特にCPUボトルネックが発生しやすいゲームや、高フレームレートを狙う競技系タイトルでは効果が顕著に現れる傾向があります。
ただし最新バージョンが常にベストとは限りません。ROG ALLYの例では、バージョン319で大幅なパフォーマンス低下が発生し、ASUSマーケティング担当者が「アップデートを控えることを推奨する」と公式に認めた事例があります。この問題は次のバージョン322で修正されましたが、新しいBIOSバージョンがリリースされても、しばらく様子を見てから更新する慎重さも必要なんです。
バージョン選びのコツとしては、公式フォーラムやReddit、個人ブログなどで実際のユーザーレビューを確認することが推奨されます。「〇〇マザーボード BIOS 〇〇〇〇 レビュー」といったキーワードで検索すると、パフォーマンス変化や不具合情報が見つかりやすいですよ。
BIOS(AGESA1.2.0.2b)でFPS上がるか検証
安定性を最重視するなら、リリースから1〜2ヶ月経過したバージョンを選ぶのが無難です。この期間に重大なバグがあれば報告が上がり、修正版がリリースされる可能性が高いためです。逆に、新CPUや新メモリ規格のサポートが必要な場合は、最新バージョンへの更新が必須となります。
参考)ASUSTUFGAMINGB650M-EのBIOSアップデー…
ReSize BARやSmart Access Memoryといった機能も、BIOSバージョンによって有効化できるようになった経緯があります。これらの機能はグラフィックスカードのVRAM全体にCPUが直接アクセスできるようにするもので、特定のゲームタイトルでフレームレート向上が期待できますよ。自分の使用しているグラフィックスカードが対応しているか確認し、対応BIOSバージョンに更新することで恩恵を受けられます。
参考)Reddit - The heart of the inte…
ASUS AMD B550 搭載 Socket AM4 対応 マザーボード ROG STRIX B550-A GAMING 【 ATX 】