pcケース ミドルタワー ゲーム選び方と冷却性能

pcケース ミドルタワー ゲーム選び方と冷却性能

ゲーミング向けpcケースのミドルタワーは拡張性と冷却性能に優れた選択肢です。サイズ感やエアフロー、価格帯まで、選び方の基準は知っていますか?

pcケース ミドルタワー ゲーム向けの選び方

 

ミドルタワーケースの3つの特徴

🎮

拡張性とサイズのバランス

 

ATX対応で高さ40〜55cm程度。グラフィックボードやストレージの増設にも十分対応できます

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優れた冷却性能

 

140mmファンを複数搭載可能。メッシュパネル採用でエアフローを確保し、高負荷時も安定稼働

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幅広い価格帯

 

6,000円台から20,000円超まで。初心者からハイエンドユーザーまで選択肢が豊富です

 

 

ゲーム用のpcケースでミドルタワーを選ぶメリットは、拡張性と冷却性のバランスが優れている点にあります。高さ40〜55cm、幅20cm前後のサイズ感は、デスク下やサイドに設置しやすく、ATXマザーボードに対応するため将来的なパーツ交換にも柔軟に対応できますよ。製品数が多く、安いもので6,000円程度から購入でき、ラインナップも豊富なため、予算に合わせて選びやすいのも魅力です。
参考)ミドルタワーPCケースのおすすめ人気ランキング【2025年1…

 

pcケース ミドルタワーのサイズと設置スペース


Thermaltake S100 TG Snow Edition 強化ガラス ミニタワーPCケース ホワイト スイングドアパネル採用 CA-1Q9-00S6WN-00 CS7886

 

ミドルタワーケースの外形寸法は、高さと奥行きが約40〜55cm、幅が20cm前後が一般的です。設置時には吸気面・排気面に各50mm以上のクリアランスを確保する必要があり、壁との間隔が狭いとエアフローが滞って冷却性能が低下します。
参考)PCケースのサイズ・大きさを徹底解説【自作PC】

 

特に奥行きが不足すると、拡張カードケーブルの取り回しに影響が出るため、グラフィックボードの長さを確認してから購入するのが賢明ですよ。近年は300〜350mm対応モデルが多いですが、余裕を持たせるために数cmのマージンを見て選ぶと安心です。
参考)【初心者必見】【失敗しない】「ミドルタワーケース大きさと選び…

 

ミドルタワーは内部スペースに余裕があり、必要なパーツを搭載してもケース内に空間が残るため、エアフローによる冷却が効果的に行えます。フルタワーほど大きくないので、一般的な設置スペースでも導入しやすく、ゲーミングPCの標準的な選択肢となっています。
参考)ミドルタワーとフルタワーの違いとゲーミングPCケースの選び方…

 

pcケース ミドルタワーのエアフローと冷却性

ゲーム用途で重要なのは、ケース前面がメッシュ状になっている高エアフローモデルです。メッシュパネルは外気を積極的に取り込めるため、ゲームや動画編集など高負荷時の温度上昇を抑えることができます。
参考)【冷却重視 】【最強】「ミドルタワーpcケースの選び方とおす…

 

140mmファンを最低3基以上取り付けられるスペースがあると、少ない回転数でも大きな風量を確保でき、騒音を抑えつつ冷却性能を上げることが可能です。標準でファンを3〜4基搭載している製品なら、組んだ直後から冷却が整うため初心者にも扱いやすいですよ。
底面吸気と背面排気の直線的な風道が確保できる設計なら、グラフィックボードやマザーボードに当たった空気が効率よく後方へ流れ、内部温度の上昇を防ぐことができます。水冷式ラジエーターを搭載したい場合は、トップとフロント双方で360mmサイズが使えるケースを選ぶと、複数のラジエーターを組み合わせた強力な水冷システムを構築できます。
参考リンク(水冷システムの構築方法):
冷却重視のミドルタワーPCケースの選び方

pcケース ミドルタワーの拡張性と対応マザーボード

ミドルタワーケースは、ATX、microATX、Mini-ITXの主要なマザーボード規格にほとんど対応しているため、自作PC初心者にもおすすめです。拡張性とは、後からパーツを交換したり増設したりすることでPCの性能を高められることを指します。
参考)Object moved

 

具体的には、内蔵ベイ数やグラフィックボードの増設に必要な背面スロット数、USB端子などが挙げられます。DVDドライブを搭載するなら5.25インチベイ搭載ケース、HDDやSSDを複数搭載する予定なら3.5インチ・2.5インチベイの数をチェックしておきましょう。
ケースによっては、HDDストレージ部分を取り外して、GPU対応サイズを拡張できる製品も販売されています。最大320mm〜380mmのグラフィックボード搭載スペースを確保しているモデルが多く、ハイエンドGPUの搭載にも対応できます。
背面配線スペースが25mm以上あると、電源ケーブルや各種コネクタをすっきりまとめられ、前後から流れる風をスムーズに通せるため、PC全体の冷却性やメンテナンス性が向上しますよ。

pcケース ミドルタワーのデザインとRGB対応

LEDが搭載されているマザーボード・GPU・CPUクーラー・ケース内ファンを利用して、デザイン性の高いパソコンを組みたいときは、ケース内部が見える透明強化ガラスケースがおすすめです。ゲーミングパソコンの場合、LEDが搭載されているパーツが多いため、デザイン性と合わせてケースを選んでみるのもいいですね。
MSI MPG GUNGNIR 110Rのようなモデルは、フロント・トップに強化ガラスを装備し、RGBファンが標準で4台付属しており、デザイン性に優れています。サイドパネルだけでなく、フロントにも強化ガラスを採用しているケースは高級感を演出できますよ。
Fractal Design Pop Air RGBシリーズは、3基のアドレサブルRGBファンを標準搭載し、カラフルなイルミネーションを楽しむことが可能です。フロントI/O部にアドレサブルRGBコントローラーを搭載しているため、カラーやパターンの変更も簡単に行えます。
参考)Pop Air RGB TG

 

PCケース装飾用のライトアップアクセサリーを使えば、思い通りの色や発光パターンにアレンジすることが可能です。どのアクセサリーも低コストで簡単に使用できるので、完成度の高いPCを組みたい人は、ぜひ検討してみましょう。
参考リンク(RGBケースの詳細情報):
ミドルタワーPCケースのおすすめランキング

pcケース ミドルタワーのメンテナンスと清掃

ゲーミングPCケースを清潔に保つ最初のステップは、システムの電源をオフにして、すべてのケーブルを取り外すことです。これにより、安全性が確保され、ハードウェアへの偶発的な損傷が防止されます。
参考)https://www.esgamingpc.com/ja/a-what-is-the-best-way-to-clean-and-maintain-gaming-pc-cases.html

 

次に、ケースのサイドパネルを取り外して内部にアクセスし、圧縮空気缶を使用して、内部に蓄積したほこりやごみを吹き飛ばします。ファンはケース内の空気の流れの主な源なので、特に注意してくださいね。
メッシュやダストフィルターは空気だけでなく埃も取り込みやすい部分です。放置しているとフィルターに埃が溜まり、冷却性能が著しく低下する恐れがあるため、月に1回程度取り外して水洗いまたはエアダスターで清掃し、通気性を維持することが重要です。
ケース外部は、柔らかいマイクロファイバーのと中性洗剤を使って拭きます。ケースの仕上げを損傷する可能性があるため、強力な化学薬品や研磨材の使用は避けてください。
組み立て後は、ベンチマークソフトなどを使って温度テストを行い、ファンの向きが最適でない場合や、回転数を制御するファンカーブが合っていない場合は調整しましょう。少なくとも30分以上、できれば1時間ほど行うと安定した結果が得られます。
以下は、2025年10月時点で人気のあるミドルタワーケースの比較表です。

モデル名 価格目安 冷却性能 拡張性 デザイン
Thermaltake H200 TG RGB 約7,000円 RGB対応ファン、最大320mmGPU 3.5インチ×1、2.5インチ×2 強化ガラス、RGB
MSI MAG FORGE 110R 約8,000円 ファン6基搭載可能、240mm水冷対応 2.5インチ×3、3.5インチ×2 アクリル
NZXT H9 Flow 約21,400円 デュアルチャンバー、360mm対応 3.5インチ×2、2.5インチ×4+2 強化ガラス、RGB
Fractal Design Pop Air RGB 約18,400円 メッシュ前面、140mm複数対応 5.25インチ×2対応可能 強化ガラス、RGB
ZALMAN T8 約3,400円 240mm水冷対応 5.25インチ×1、2.5インチ×4 スチール

Thermaltake H200 TG RGBは、優れた冷却性能を発揮するミドルタワー型PCケースで、RGBコントロールスイッチを搭載しており、初心者からゲーマーまで幅広く対応できます。MSI MAG FORGE 110Rは、ファン1基搭載で最大6基搭載可能、240mmの水冷クーラーに対応しており、冷却構造と汎用性の高さが魅力です。
NZXT H9 Flowは、2層構造で配線を分離し風道を確保しやすい温度最適化向けのケースで、上面と底面に360mmサイズの水冷用ラジエーターを搭載できます。Fractal Design Pop Air RGBは、価格対冷却バランスに優れる王道エアフロー筐体で、洗練されたスタイリッシュなデザインも特徴です。
ZALMAN T8は、安さと冷却性能の両立を実現しており、4台までドライブを取り付けられるシンプルなデザインで、予算を抑えたい初心者に最適です。
選ぶ際のポイントは、使用目的に合わせて静音性・冷却性・デザイン性のうち、どれに一番重点を置くかを考えることです。より静かな環境を作りたい人は、ケース内の音が外部に漏れにくい密閉性の高いケースを選び、静音性に優れたCPUファン・GPUなども揃えれば静音PCを作ることができます。
ゲームや動画編集などで高負荷をかける場合は、メッシュ加工タイプで140mmファンを複数搭載できるモデルを選ぶと、温度上昇を効果的に抑えることができますよ。
参考)エアフロー強化PCケースおすすめ10選/ファンを標準搭載

 

参考リンク(製品比較の詳細):
マイベストのミドルタワーPCケースランキング

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