
ゲーミングPCが届いたら、まず同梱品の確認を行いましょう。一般的な同梱品リストは以下の通りです:
最近のゲーミングPCでは、光学ドライブが標準で搭載されていないことが多くなっています。そのため、OSインストールディスクやリカバリディスクが同梱されていないケースがほとんどです。必要な場合は、別途USBメモリなどで用意する必要があります。
また、一部のBTOメーカーでは、GPUの購入特典としてゲームのシリアルコードが付属することがあります。見落とさないよう注意しましょう。
ゲーミングPCの設置場所は、性能を最大限に発揮させるために重要です。以下の点に注意して設置しましょう:
接続時の最も重要なポイントは、モニターケーブルの接続先です。多くのゲーミングPCには、マザーボードとグラフィックボードの両方に映像出力端子がありますが、必ずグラフィックボード側の端子に接続しましょう。
上記リンクでは、実際のゲーミングPCの接続端子の位置や、正しい接続方法について詳しく解説されています。
ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すためには、最新のドライバーをインストールすることが重要です。特に注意が必要なのは以下の2つです:
グラフィックドライバーの更新方法は、搭載されているGPUによって異なります:
これらのソフトウェアは、自動的に最新のドライバーを検出し、インストールを行います。
上記のYouTube動画では、NVIDIAとAMD両方のグラフィックドライバーの更新方法が詳しく解説されています。
ゲーミングPCの性能を最大限に引き出すためには、Windows設定の最適化も重要です。以下の設定を確認しましょう:
Windows 11では、ゲームモードが標準で有効になっていることが多いですが、念のため確認しましょう。
設定 → ゲーム → ゲームモード と進み、トグルスイッチがオンになっていることを確認します。
ゲーミングPCのセキュリティも重要です。Windows標準のWindows Defenderは、ゲームのパフォーマンスへの影響が少なく、多くのユーザーにとって十分な選択肢となります。
しかし、追加のセキュリティが必要な場合は、ゲーミング向けに最適化されたセキュリティソフトを選ぶことをおすすめします。例えば:
これらのセキュリティソフトは、ゲームモードを搭載しており、ゲームプレイ中のパフォーマンス低下を最小限に抑えることができます。
上記リンクでは、各セキュリティソフトの最新の評価結果を確認できます。性能とセキュリティのバランスを考慮して選択しましょう。
ゲーミングPCが届いたら、できるだけ早く初期不良のチェックを行うことが重要です。多くのメーカーでは、購入後1週間程度の初期不良期間を設けています。この期間内に問題を発見できれば、スムーズに交換や修理を受けられます。
チェックすべき主なポイントは以下の通りです:
特に注意が必要なのは、ストレージとメモリの認識です。注文した容量が正しく認識されているか、必ず確認しましょう。
Windows標準のシステム情報ツールを使用して、ハードウェア情報を確認できます:
また、ベンチマークソフトを使用して、性能が期待通りかどうかを確認することもおすすめです。人気のベンチマークソフトには以下があります:
上記リンクから、3DMarkの無料版をダウンロードして、グラフィック性能のベンチマークを行うことができます。
初期不良が疑われる場合は、すぐにメーカーのサポートに連絡しましょう。多くの場合、リモートでの診断や、必要に応じて修理・交換の手配を行ってくれます。
以上の初期設定と確認を行うことで、新しいゲーミングPCを最高の状態で使い始めることができます。ゲーミングPCは高価な買い物ですから、しっかりとケアして長く使いましょう。