イコライザー the final ゲーム|最終章のアクション描写評価レビュー

イコライザー the final ゲーム|最終章のアクション描写評価レビュー

デンゼル・ワシントン主演の大ヒット作『イコライザー THE FINAL』は、ゲームのような爽快感と緊張感で話題を集めたシリーズ最終章。9秒で悪を完全抹消するアクションシーンの凄さを、あなたも体感してみたいと思いませんか?

イコライザー the final ゲームのような戦闘シーン

 

この記事のポイント

⏱️

史上最速9秒の戦闘

 

シリーズ史上最短となる9秒で敵を制圧する驚異のアクションシーンが見どころ

🎮

ゲームのような戦略性

 

計算された戦闘スタイルはまるでステルスゲームのような緊張感を演出

🔥

シリーズ初R15+指定

 

激しい暴力描写により、過去作を超える刺激的な映像体験が可能に

 

 

イコライザー the final ゲーム性を感じさせる戦闘システム


デジタルイコライザー デュアルチャンネル 7バンドグラフィックカー サウンドイコライザー 12dB 高低音調整 音楽愛好家

 

『イコライザー THE FINAL』の最大の魅力は、まるでアクションゲームをプレイしているかのような戦闘シーンにあります。主人公ロバート・マッコールは、腕時計のタイマーを使って戦闘時間を計測するという独特のスタイルを持っており、この演出がゲームのタイムアタックモードを彷彿とさせるんですよ。
参考)食べて、祈って、処刑して。『イコライザー THE FINAL…

 

本作では過去作の19秒から大幅に短縮され、わずか9秒で敵を完全制圧するという驚異的な速さを実現しています。アントワーン・フークア監督は「マッコールのスタイルが、より残忍で、より直接的で、無駄な動きが少なくなるように望んでいる。一発で相手を倒せるのなら、無駄に二発は使わない」と語っており、この洗練されたアクションがステルスゲームの暗殺シーンのような緊張感を生み出しています。
参考)「イコライザー THE FINAL」シリーズ初のR15+指定…
youtube
マッコールは戦闘前に必ず状況を分析し、「銃を構えているが私に近づきすぎ」「そのせいで右の男は死ぬ。男の家族には同情する」と冷静に告げる場面があり、まるでゲームのAIが戦闘シミュレーションを行っているかのような知的な戦いぶりを見せます。そして腕時計のタイマーをセットし「9秒だ。その間に己の運命を選べ」と宣告する瞬間は、ゲームのカウントダウン演出そのものなんです。
参考)マッコールさん、マジでキレる9秒前…『イコライザー THE …

 

イコライザー the final ゲーム的要素を持つ武器選択

本作のアクションシーンで特筆すべきは、その場にあるあらゆる物を武器に変える戦闘スタイルです。これはまさにサバイバルゲームやクラフト系ゲームの要素を実写化したような演出で、観客に「次は何を使うのか」というワクワク感を与えてくれます。
参考)「イコライザー THE FINAL」の感想(ネタバレあり)|…

 

マッコールは銃だけでなく、拳や周辺の日用品まで、状況に応じて最適な武器を選択して戦います。この即興性と適応力は、ゲームプレイヤーが限られたリソースの中で最適解を見つけ出す過程に似ているんですよ。映画評論家の間では「アメリカ版必殺仕事人」とも評されており、時代劇の要素とゲーム的な戦略性が融合した独特のスタイルが高く評価されています。
参考)デンゼル・ワシントン主演 × 大ヒットアクションシリーズ、最…

 

SUUNTOの腕時計は単なる小道具ではなく、戦闘開始の合図として機能しており、この演出がゲームのミッション開始画面を思わせる効果を生んでいます。実際に劇中で使用されているのは「SUUNTO 9 PEAK PRO ALL BLACK」という高性能アウトドアウォッチで、GPS機能や心拍数モニターなど多機能を備えた実用的なアイテムなんです。
参考)映画「イコライザー」 時計が象徴する意味と使われたモデルとは

 

ソニー・ピクチャーズ公式サイト
イコライザー THE FINAL | ソニー・ピクチャーズ公式

イコライザー the final ゲーム好きが注目すべき評価ポイント

映画としての評価も極めて高く、全米では初登場No.1を獲得し、3日間で約50億円の興行収入を記録しました。大手映画批評サイト「ロッテントマト」では批評家支持率75%、観客支持率95%とシリーズ最高評価を達成しており、観客の感想調査を行うシネマスコア社でも「A」評価を獲得しています。
参考)『イコライザー THE FINAL』首位デビュー!シリーズ最…

 

日本国内でも10月6日の公開初週に洋画No.1という好スタートを切り、累計興行収入4.06億円でシリーズ最高成績を記録しました。過去作『イコライザー』(2014年)と『イコライザー2』(2018年)の最終興行収入がいずれも3.8億円だったことを考えると、最終章にして有終の美を飾る結果となったんですよ。
参考)シリーズの継続を望む声も! 『イコライザー THE FINA…

 

ゲーム好きにとって特に興味深いのは、本作がシリーズ初のR15+指定を受けた点です。「刺激の強い殺傷出血の描写」が理由とされており、より激しく、よりリアルな戦闘表現が実現されています。フークア監督は「彼は裏切られ、孤独で、自分の居場所さえも失った状態にある。それでも彼はほかの人を助けようとするのか。感情面で彼がいまどのような境地にあるのかを伝えるために、より暴力的で荒々しいものにしなければならなかった」と制作意図を語っています。
参考)「これは正義についての映画」監督が「イコライザー」最終章に込…

 

評価項目 スコア 備考
ロッテントマト批評家 75% シリーズ最高
ロッテントマト観客 95% シリーズ最高
シネマスコア A評価 観客満足度調査
全米初週興行収入 約50億円 3日間
日本累計興行収入 4.06億円 シリーズ最高

イコライザー the final ゲームファンが語る独自の魅力

本作には検索上位の評価記事では語られていない、ゲームファン目線ならではの魅力が隠されているんです。それは「ステージクリア型の構造」と「キャラクター成長の描写」にあります。

 

マッコールはシチリアでの任務で負傷し、イタリア・アマルフィ海岸沿いの田舎町アルトモンテにたどり着きます。この「体力が減った状態からの再起」という設定は、RPGゲームのレベルアップシステムを思わせます。療養期間中、マッコールは地元の人々との交流を通じて「この町を守る」という新たな目的を見出していくのですが、この過程がまるでゲームのサイドクエストのように展開されるんですよ。
参考)映画『イコライザー THE FINAL』ネタバレあらすじ結末…

 

町の人々が次々と凶悪なマフィア「カモッラ」の被害に遭う中、マッコールは一度外した腕時計を再び着用します。この「イコライザーのスイッチともいうべき腕時計」を再び身につける瞬間は、ゲームの主人公がパワーアップアイテムを装備するシーンに匹敵する盛り上がりを見せるんです。
参考)イコライザー THE FINAL - Wikipedia

 

さらに興味深いのは、マッコールが最終決戦前に周到な準備を行う描写です。彼は町の地形を把握し、住民たちにスマートフォンでの撮影という「武器」を与え、まるでストラテジーゲームの戦略フェーズのように敵の動きを読んで対策を立てるんですよ。ヴィンセント・クアランタ率いるマフィア一味との最終決戦では、夜明け前に単身で屋敷に潜入し、一人残らず始末していく様子は、まさに『メタルギア』シリーズや『ヒットマン』シリーズのような潜入暗殺ゲームを実写化したかのような完成度なんです。

イコライザー the final ゲーム好き必見のキャスト情報

主演のデンゼル・ワシントンは本作で約2年半ぶりの映画出演となり、自身の代表作『イコライザー』シリーズに満を持して帰ってきました。デンゼルは日本のファンへ「マッコールが、更に強く、更に速く、そして更に激しいアクションとともに、復讐と報復を執行します」とメッセージを送っており、その言葉通り圧倒的なパフォーマンスを見せています。
参考)9秒やる…デンゼル・ワシントンが悪を瞬殺「イコライザー」最終…

 

本作で初登場となる謎の女性CIAエージェント、エマ・コリンズを演じるのはダコタ・ファニングです。彼女はデンゼルと映画『マイ・ボディガード』(2004年)以来19年ぶりの共演を果たしており、この親子のような絆が劇中でも重要な要素となっているんですよ。実は物語の終盤、エマがマッコールの元同僚スーザン・プラマーの娘であることが判明し、この展開がシリーズファンに大きな感動を与えました。
参考)イコライザー THE FINALの作品情報・あらすじ・キャス…

 

監督は『トレーニング デイ』(2001年)でデンゼルにアカデミー賞主演男優賞をもたらしたアントワーン・フークアが続投し、『イコライザー』シリーズ全作を手がけています。脚本はシリーズを通してリチャード・ウェンクが担当しており、一貫した世界観が維持されているんです。
参考)https://www.oricon.co.jp/special/65076/

 

役名 俳優名 特徴
ロバート・マッコール デンゼル・ワシントン 元DIA工作員・シリーズ主人公
エマ・コリンズ ダコタ・ファニング CIA捜査官・スーザンの娘
ヴィンセント・クアランタ アンドレア・スカルドゥッツィオ カモッラの頭目
エンゾ・アリシオ レモ・ジローネ 町の医者・マッコールの恩人
ジオ・ボヌッチ エウジェニオ・マストランドレア 国家憲兵隊員

映画.com 作品情報
イコライザー THE FINAL : 作品情報
本作は2023年10月6日に日本全国の映画館で公開され、上映時間は109分となっています。製作国はアメリカで、配給はソニー・ピクチャーズエンタテインメントが担当しました。現在はNetflixやU-NEXTなどの配信サービスでも視聴可能で、家庭でも『イコライザー THE FINAL』のゲームのような爽快アクションを楽しめるようになっているんですよ。
参考)https://www.unext.co.jp/ja/press-room/the-equalizer3-20231124

 

シリーズファンにとって嬉しいのは、物語がイタリアという新たな舞台で展開される点です。過去作のボストンから大きく環境を変え、シチリア島、アマルフィ、ローマ、ナポリといったイタリア各地で長期海外ロケが敢行されました。この美しい景観と激しいアクションのコントラストが、まるでオープンワールドゲームのような視覚的な魅力を生み出しています。
映画は、マッコールがボストンのレンガ職人ダイアン夫妻から奪われた年金36万6400ドルを取り戻すエピソードで締めくくられます。この「困っている人を助ける」というヒーロー的な行動は、ゲームのサブクエスト達成のような満足感を観客に与えてくれるんですよ。そして最後は、アルトモンテの人々とマッコールが地元サッカーチームの勝利を祝う平和な場面で幕を閉じ、激しい戦いの後に訪れる穏やかな日常という「エンディング」を迎えます。
ゲーム好きなら必ず押さえておきたいのが、本作の暴力描写のレベル感です。R15+指定ということで15歳未満は鑑賞禁止となっていますが、ホラー映画のようなじわじわとした恐怖演出ではなく、アクションの激しさと残酷さを際立たせるためのグロ描写なので、アクションゲームに慣れている方なら十分鑑賞できるレベルなんです。むしろこの過激な描写が、ゲームの「M指定(成人向け)」タイトルのようなリアリティと緊張感を生み出していると言えるでしょう。
参考)https://eigapedia.jp/2024/05/17/the-equalizer-3/

 

『イコライザー THE FINAL』は、映画でありながらゲーム的な要素を随所に散りばめた新的なアクション作品です。9秒という圧倒的な速さで悪を制圧する爽快感、戦略的な戦闘スタイル、そしてR15+指定の迫力ある映像表現が、ゲームファンの心を確実に掴む仕上がりになっているんですよ。youtube

イコライザー2 (吹替版)