

マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MOBA)は、複数のプレイヤーが2つのチームに分かれてリアルタイムで戦うゲームジャンルなんです。プレイヤーはRTSゲームの要領でキャラクターを操作しながら、味方と協力して敵チームの本拠地を破壊するのが目的ですよ。
参考)マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ - Wikiped…
一般的には5対5のチーム戦が主流で、試合時間は平均30分から1時間程度になります。各プレイヤーは試合開始時にキャラクター(チャンピオンやヒーローと呼ばれます)を選択し、ゲーム内の野生モンスターを倒したり敵プレイヤーと戦ったりしてレベルを上げていくんですね。
参考)MOBAのおすすめゲームランキング!【2024年】 - Es…
MOBAの大きな特徴は、毎試合が終わるとレベルがリセットされる点です。つまりキャラクターのレベルを上げ続けるゲーム性ではなく、プレイヤー自身の腕前や判断力だけが向上していくため、自分の成長を実感しやすいのが魅力なんですよ。
また課金要素は主に見た目やキャラクターデザインに限定されており、課金の有無で実力差が出にくい設計になっています。これによってゲームバランスが常に保たれた状態で楽しめるのも、eスポーツとして人気を集める理由の一つですね。
参考)MOBA(モバ)とは?おすすめのMOBAゲーム人気ランキング…
Wikipedia - マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ
MOBAが世界中で絶大な支持を得ている理由は、プレイヤースキルが重視されるゲームデザインにあります。戦略性の高さから綿密に作戦を練って挑むのですが、戦況が刻々と変化するため、状況に適切に対処するアドリブ力も同時に求められるんですよ。
チームワークの重要性も見逃せないポイントですね。見知らぬプレイヤー同士がマッチングされても、互いに連携し合いながら相手チームと対戦していく必要があります。一人だけが強くても勝てず、チームメンバー全員で協力して戦う必要があるため、コミュニケーションを取りながら勝利を目指すのが醍醐味なんです。
使用するキャラクターによって役割が大きく変化する点も魅力の一つです。MOBAにはさまざまなキャラクターがラインナップされており、見た目だけではなく性能も大きく異なります。使うキャラクターに応じた役割も設定されているため、選んだキャラによって立ち回りが決まってくるんですね。
ゲームの展開が大きく変化するのもMOBAならではの面白さですよ。レベル上げや装備といった要素があるため、ゲームの前半と後半で展開が劇的に変わっていきます。最初は様子見が繰り広げられたり各プレイヤーがキャラを育てていくフェーズになりやすいのですが、段々とキャラクターのレベルが上がっていき、次第にバトル要素が強まっていくんです。
MOBAはeスポーツの中でも主要なゲームジャンルとして知られており、Tierランキングでは上位を占めているんです。特に賞金規模の大きさが注目を集めていますよ。
参考)【週刊辻村】世界中が大熱狂!人気のMOBAタイトル11選!
2024年度のeスポーツ世界大会賞金ランキングでは、スマホ向けMOBA『モバイルレジェンド BANG! BANG!』の大会が1位になりました。賞金は305万ドル、日本円にして約4億6000万円にもなる規模なんです。それまでの同大会の賞金総額が約30万ドルだったことを考えると、約10倍もの高額大会になったことがわかりますね。
参考)【世界のeスポーツ賞金ランキング2025最新版】 1位はあの…
歴史的に見ても、MOBAの賞金規模は驚異的です。『Dota 2』の2019年の世界大会では賞金総額が30億円という驚きの金額で話題になりました。この高額賞金にはバトルパスの売り上げの25%を大会の賞金にするという仕組みがあり、バトルパスの売り上げが伸びれば伸びるほどユーザーが貰えるアイテムも豪華になっていくんですよ。
こうした高額賞金の大会が開催されることで、プロプレイヤーを目指す人も増え、観戦する楽しみも広がっているんですね。精密な操作と臨機応変な戦略を練ること、さらに素早い判断も求められるため、観戦していても手に汗握る展開が楽しめます。
参考)eスポーツでも人気の高い「MOBA」の魅力と楽しみ方|@DI…
世界で最も人気のあるMOBAタイトル『League of Legends(LoL)』は、2009年のリリース以降プレイヤー人口が増え続けており、世界で最もプレイヤーの多いゲームとも言われています。2025年の最新データによると、LoLの月間アクティブユーザー(MAU)は1億2000万から1億3500万と推定されているんですよ。
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公開トラッカーによると、リアルタイムで100万人以上のユーザーが同時にゲームをプレイしており、2025年の公開カウンターでは約108万人が同時接続していると報告されています。これだけ多くのプレイヤーが同時にプレイしているゲームは他にほとんどありませんね。
参考)League of Legends: 2025年のプレイヤー…
もう一つの人気MOBA『Dota 2』も相当な規模を誇っています。プレイ人口は1億から2億人とされ、Steamでの24〜30日間のピークはしばしば80万〜85万人に達するんです。ただしLoLと比較すると、Dota 2のピークでも80万人程度であり、LoLの競争する評価には及ばないのが現状ですね。
参考)eスポーツプロが選ぶMOBAおすすめランキング!
日本国内でも人気が高まっており、2016年にLoLの日本版がリリースされてからは国内プレイヤーも増加傾向にあります。またポケモンを題材にした『Pokémon UNITE』は、5分から10分という短い試合時間で気軽に楽しめるため、日本でも人気を集めているんですよ。
参考)【ポケモンユナイト】ポケモンユナイトとは?【UNITE】 -…
MOBAゲームの収益モデルは基本プレイ無料(Free-to-Play)が主流で、ゲーム攻略に直接影響する課金要素は少ないのが特徴なんです。見た目やキャラクターデザインに課金するシステムになっていることが多く、これによって課金の有無による実力差が出にくくなっています。
具体的には、キャラクターの外見を変える「スキン」と呼ばれるアイテムが主な課金要素になっているんですよ。人気のチャンピオンほどたくさんのスキンが用意されており、スキルのエフェクトが変わるものもあります。これによって課金をして自分好みのキャラクターを作り上げていく楽しみ方もできますし、無課金でもゲームとして十分に楽しめるのが魅力ですね。
参考)【『LoL』あるある質問箱 その1】 初心者はどのチャンピオ…
『Overwatch 2』のように、前作が買い切りの有料ソフトだったものが続編で基本プレイ無料になったケースもあります。これによって誰でも気軽に遊べるようになり、プレイヤー人口の増加につながっているんです。
バトルパスという課金システムも多くのMOBAで採用されています。『T3 アリーナ』では通常チャージよりも5倍お得となる優待パックが販売されていたり、『NERF: Superblast』ではプレミアムパス(730円)でスキンや素材、経験値など有用なアイテムが手に入るようになっているんですよ。
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初心者に最もおすすめなのが『Pokémon UNITE』です。ルールがシンプルで非常に遊びやすいチーム戦略バトルゲームなんですよ。チームの人数は基本的に5対5ですが、4対4や3対3等のモードもあります。
ポケモンユナイトの最大の特徴は、試合時間が5分から10分と短いことです。他の一般的なMOBAが1試合30分程度かかるのと比べると、気軽にサクサク何試合もこなしていけるのが魅力なんですね。エイムアシストがあるので初心者でも簡単にプレイできますし、野良プレイでも誰かを誘ってフルパでのプレイでもどちらも楽しめますよ。
参考)5分でわかる『ポケモンユナイト』好きなポケモンを操ろう! 気…
ポケモンユナイトでは好きなポケモンを自由に操って遊べるのが一番のポイントです。最新の『ポケットモンスター ソード&シールド』に登場するエースバーンなども使えますし、今後もどんどん使えるポケモンが追加されていく可能性があるんです。難しくなりすぎたMOBAの要素をあまり考えなくても遊べるところが最大の特徴とも言えますね。
次におすすめなのが『T3 アリーナ』です。短時間で試合が終わるのでサクサク何試合もこなしていけますし、エイムアシストがあるので初心者でも簡単にプレイできるんですよ。基本3対3でチームを組んで戦うMOBAスタイルで、10人でのバトルロワイヤルが楽しめるソロモードも搭載されています。
『NERF: Superblast』も初心者向けのタイトルとしておすすめです。世界中で大人気のおもちゃ、Nerfブラスターでシューティングバトルが楽しめるんです。沢山のゲームモード、スキン、ブラスターが用意されているので飽きにくいのが魅力ですね。
ポケモンユナイトとは?
PCで遊べる定番MOBAの筆頭は『League of Legends(LoL)』です。「MOBAといったらLoL」という程の知名度で、不動の地位を確立しているんですよ。ゲームシステムとしては5対5のチーム戦で、150体以上いる「チャンピオン」と呼ばれるキャラクターから選んで各々が操作します。
LoLの魅力はグラフィックが綺麗でゲームバランスがしっかりしている点です。試合が終わったらレベルが全てリセットされ、毎試合全く異なるゲームとなるところが面白いんですね。キャラクターのレベルを上げ続けるというゲーム性ではなく、自分の腕や実力のみが向上するため、自身の成長を実感しやすい点がやりがいに繋がります。
『Dota 2』はValve社が運営・開発しているゲームタイトルで、じっくりと戦いたい方向けです。1回の試合時間が30分から90分程度で、平均1時間というMOBAの中では長めの設計になっているんですよ。使用可能なキャラクター数やアイテム数が多く、覚えることが多い分できることが多いのが特徴です。
Dota 2の大きな利点は、はじめたばかりでもキャラクターを解放する必要がなく、全てのキャラクターを使用できることなんです。これは他タイトルと比べて新規プレイヤーに有難い点ですね。アクション性は薄いものの戦略性が何よりも重要で、極めていくことでより面白くなっていくゲームとなっています。
『Heroes of the Storm』も見逃せないタイトルです。『Over Watch』や『Diablo』を手掛けたBlizzardが贈る5対5のMOBAゲームなんですよ。Blizzardの人気ゲームのキャラたちがヒーローとして登場し、拠点破壊を目指して一緒に戦うというのが特徴的です。
MOBAのおすすめゲームランキング
スマホでMOBAを楽しみたい方には『リーグ・オブ・レジェンド:ワイルドリフト』がおすすめです。PC版LoLの人気を受けてモバイル向けに最適化されたタイトルで、世界で人気があるんですよ。
参考)【アプリ】MOBAゲームおすすめスマホアプリ|2025年最新…
『Honor of Kings』も世界的に人気の高いスマホMOBAですね。中国で絶大な人気を誇り、グローバル展開も進んでいるタイトルなんです。
参考)MOBA(マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ)アプリの…
『伝説対決(Arena of Valor)』はLoLの開発元の親会社であるテンセントが開発しているんです。賞金規模は24トーナメントで約4億円以上にもなり、eスポーツとしても注目されています。
『Vainglory』は日本にもプロチームがいるeスポーツでも注目のMOBAタイトルです。タップのみの簡単操作で戦略のみに重きを置くゲーム性なので、かなり戦略性が高いゲームになっているんですよ。PCとモバイルを繋ぐクロスプラットフォーム化がされており、PCユーザーでもモバイルユーザーでも気軽にプレイデータを共有することができます。
また『#コンパス 戦闘摂理解析システム』は日本発のMOBAタイトルとして人気があります。日本のゲームカルチャーに合わせた独自の世界観とキャラクターデザインが特徴なんですね。
参考)【2025年】マルチプレイヤーオンラインバトルアリーナ(MO…
LoLとDota 2は、ともにeスポーツで最もプレイされているMOBAジャンルのゲームですが、メインとなる基本的なゲームプレイに大きな違いがあるんです。
参考)LoLとDota 2
まず試合時間が大きく異なります。LoLは1試合平均30分なのに対し、Dota 2は平均1時間というMOBAの中では長めの設計になっているんですよ。じっくりと一戦一戦を戦いたい方にはDota 2が向いていますね。
レーニングフェイズについても両ゲームでの違いがはっきりしています。Dota 2では木々の間を通り抜けできるのに対し、LoLでは敵から逃れるため狭い茂みのエリアに入っていけるんです。RiotとValveでは異なるゲームプレイスタイルを採用しており、レーニングフェイズは明らかに別物となっています。
キャラクター数にも違いがあります。LoLでは148人のチャンピオンを、Dota 2では119人のヒーローをプレイできるんですよ。キャラクターは独自の一連のアビリティを使用し、両ゲームの展開に影響を与えます。
アイテムシステムも大きく異なるポイントです。LoLでは泉に戻ってアイテムを購入しますが、Dota 2では泉で購入したアイテムを運搬してくれるクーリエという存在がいるんです。またDota 2にはSTR、AGI、INTという3属性が存在し、ステータスごとにHP、アーマー、マナが上昇するようになっているのも特徴的ですね。
参考)LoLとDota2を比較して違うポイント|あーのるど
総合的に見ると、Dota 2は「自由と混沌」、LoLは「秩序と管理」という表現がぴったりです。Dota 2のほうがより複雑で覚えることが多いですが、その分できることも多いんですよ。
参考)Dota2を4000時間プレイした私がLoLを触って感じた「…
2025年には『レインボーシックス シージX』の無料化リリースが控えており、ここから新たなユーザー獲得などで勢いに乗れるかに注目が集まっています。『レインボーシックス シージ』は2024年の世界大会「Six Invitational」で過去最大の賞金規模となり、日本国内リーグも行われているんですよ。
『オーバーウォッチ2』も注目のタイトルです。前作は買い切りの有料ソフトでしたが、続編の2は基本プレイ無料で誰でも遊ぶことができるようになりました。前作と違ってチーム人数も5人に減り、以前からある戦略は取りにくくなったものの、基本システムは大きく変わっていません。役割ごとにチーム内の人数が決まっており、壊滅的なチームバランスにはなりにくいのがポイントなんです。
『エターナルリターン』も日本で人気が高まっているタイトルですね。独自のサバイバル要素を取り入れたMOBAで、アイテムクラフトシステムが特徴的なんですよ。
MOBAジャンル全体としては、短時間で楽しめる3対3や5分程度で終わるタイトルが増えており、より気軽にMOBAを楽しめる環境が整ってきています。これまで「MOBAは時間がかかる」という理由で敬遠していた人にも遊びやすくなっているんですね。
MOBA系のゲームで勝つために最も重要なのは全体の流れを意識することなんです。序盤は育成フェーズで各プレイヤーがキャラを育てていき、中盤から小規模な戦闘が増え、終盤には集団戦が繰り広げられるという流れを理解しておくことが大切ですよ。
参考)【攻略!勝利を掴み取る】立ち回りのコツ【300戦以上やってみ…
次にロール(役割)を意識することが重要です。MOBAではそれぞれのキャラクターに攻撃型、防御型、サポート型などの役割があり、選んだキャラによって立ち回りが決まってきます。自分が担当するロールの基本的な動きを理解することで、チームに貢献できるようになるんですね。
マップをしっかり確認することも勝利への近道です。MOBAでは敵の位置を把握することが生死を分けるため、マップを頻繁にチェックする習慣をつけましょう。これだけで不用意なデスを減らすことができ、生存率が大きく向上しますよ。
課金しても強くなれないという点を理解しておくことも大切です。MOBAは課金要素が見た目に限定されているため、勝つためには自分のスキルを磨くしかないんです。これがMOBAの面白さでもあり、難しさでもあるんですね。
何度も負けて、負けて、たまに上手くいく、その上手くいった瞬間を積み上げていくことで強くなれます。楽しく遊ぶことを忘れず、継続的に練習していくことが上達への最短ルートなんですよ。
立ち回りのコツ【300戦以上やってみた】
初心者がキャラクター(チャンピオン)を選ぶときは、自分が担当したいレーンやロール、硬さや柔らかさ、射程を基準にして選ぶのがおすすめです。基本的には「トップ、ジャングル、ミッド、ADC、サポート」という役割を選んで、後は硬さ柔らかさと射程を理解して選べば大丈夫なんですよ。
参考)初心者向けリーグ・オブ・レジェンド(LoL)のチャンピオンの…
候補が決まっている場合は、まず見た目で選ぶのが一番シンプルな方法です。MOBAには通常の見た目のほかに、見た目を変えられる「スキン」というシステムがあり、人気のキャラクターほどたくさん用意されているんです。スキンも含めて眺めてみると、きっと好みの見た目のキャラクターに巡り合えると思いますよ。
候補が決まっていない場合は、戦闘スタイルから選ぶのがおすすめですね。LoLには4つの質問に答えるだけで戦闘スタイルにあったチャンピオンをおすすめしてくれる診断ツールがあるんです。
難易度から選ぶのも有効な方法です。初心者はまずLoLの基本操作が大変なため、始めはキャラクターコントロールが簡単なチャンピオンを選ぶのが得策と言えるでしょう。
フリーチャンピオンから試してみるのもいいですね。「いきなり購入するのは…」という方は、まず無料で使えるキャラクターを試してみましょう。フリーチャンピオンは毎週日本時間の火曜日午前2時頃に切り替わるので、色々なキャラクターを試せるんですよ。
MOBAの上達には繰り返し練習してコツを掴むことが何より重要なんです。操作自体はシンプルでも、使うタイミングや方向の判断には経験が必要ですよ。特にFPSやMOBAでは一瞬の判断で勝敗が決まることもあるため、練習を通して反応速度やマップ理解を深めることが大切なんですね。
参考)ブリンクの使い方完全ガイド|勝率を上げる戦術を解説
まずは練習モードで繰り返し使ってみることが基本です。実戦でいきなり使おうとすると、ミスや焦りにつながりやすくなります。何もない場所で指定した位置へ素早く移動する練習をして、次に障害物のあるマップで敵を想定した回避の動きに挑戦してみてください。
ゲームによってはカスタムマッチを使って特定のシーンを繰り返せます。繰り返すことで反射的な操作ができるようになり、基礎練習を習慣にすることで実戦でも落ち着いて行動できるようになるんですよ。
AI戦からスタートするのも効果的な方法です。初心者はまずAI戦でルールやキャラクターの操作に慣れるのがおすすめなんですね。人間相手だと緊張してしまう方も、AI相手なら気楽に練習できますよ。
参考)X
分散練習が効果的だという研究結果もあります。ゲームプレイを短い時間に集中させるのではなく、複数の日に分散させたプレイヤーのほうがパフォーマンスが向上したというデータがあるんです。つまり毎日少しずつプレイするほうが、週末にまとめて長時間プレイするよりも上達しやすいということですね。
参考)301 Moved Permanently
MOBAはチーム戦が基本となっており、味方プレイヤーとの協力プレイが欠かせません。見知らぬ同士マッチングした際でも互いに連携し合いながら相手プレイヤーと対戦していく必要があるんですよ。
チーム編成が勝敗に大きく影響することが研究でも明らかになっています。各プレイヤーがチームAまたはBのいずれかに割り当てられる際、選択キャラクターやアイテム等がゲームの勝率に影響するんです。チーム内でキャラクターの重複は不可能なため、バランスの取れた編成を考えることが重要ですね。
参考)https://www.msi.co.jp/solution/stuaward/2022/Alkano_32.pdf
ロール分担を理解することもチーム連携の基本です。Dota 2ではゴールドを稼ぐ必要がある順に1から5でロール分けされ、一番ゴールドが必要なキャリーを筆頭にファームを集中させていくんですよ。各プレイヤーが自分の役割を理解し、それに応じた動きをすることでチーム全体のパフォーマンスが向上します。
コミュニケーションも重要な要素です。チームメンバー同士で協力して戦う必要があるため、コミュニケーションを取りながら勝利を目指すのがMOBAの醍醐味なんです。ピングシステムなどを活用して、言葉が通じない相手とも意思疎通を図る工夫が求められますね。
集団戦では位置取りが勝敗を分けます。アクションゲームのようにただ相手を攻撃してゴリ押すようなゲームではなく、高い戦略性が求められるため、敵を倒すのはあくまで選択肢の一つとして考えるべきなんですよ。最終的には相手の拠点を陥落させるのが目的なので、そのための道筋としてさまざまな戦略を練ることが大切です。
参考)無料のオンラインゲームを紹介!初心者におすすめするMOBA編…
MOBAでは統計データを活用することで勝率を大きく向上させることができるんです。LoLにはプレイヤーの統計データを表示してくれるサイトがいくつかあり、ロールやランクごとに絞り込んで現在人気のチャンピオンや勝率が見れるんですよ。
ピック率と勝率から探すのが効果的な方法です。現在の環境で強いキャラクターを使うことで、自然と勝率が上がる可能性が高まりますね。ただし人気キャラクターは相手チームにバンされる(使用禁止にされる)可能性もあるため、複数のキャラクターを使えるようにしておくことが重要なんです。
ゲーム前に決定可能な選択肢が勝敗にどのように影響を与えているかを分析することも有効です。キャラクター選択、アイテム選択などが試合結果に与える影響をデータで確認し、戦略立案することができるんですよ。
リプレイを活用して自分のプレイを振り返ることも上達の鍵です。自分がどこでミスをしたのか、どのタイミングで判断を誤ったのかを客観的に見直すことで、次回以降の改善につながります。
マッチング結果について分析を行い、公平なチーム分けがなされているか確認することも大切です。自分のチームと相手チームの実力差が大きすぎる場合は、その試合から学べることが限られてしまうため、適切なレートで戦うことが上達には必要なんですね。
「上手くなりたいなら"自分"を見る」FPS・MOBA初心者に伝えたいこと