

プレイヤー対プレイヤー ゲーム(PvP)とは、Player versus playerの略で、2人以上の人間プレイヤー同士が対戦するゲームシステムを指します。オンラインゲームの普及に伴って広く使われるようになった用語で、それ以前は通信対戦や対人対戦と呼ばれていました。PvPの最大の特徴は、画面の双方に実在する人間同士の対戦であることです。
参考)プレイヤー対プレイヤー - Wikipedia
人間同士の対戦なので、プログラムされた敵のように攻略方法が出回ることはなく、その場の判断で戦う必要があります。CPUではないので相手の行動を読んだりハラハラドキドキなハプニングが起きることも魅力の一つですよ。主にMMORPGなど多人数のプレイヤーが参戦するオンラインゲームに搭載されており、プレイヤー同士がゲーム内で競い合うシステムとなっています。
参考)https://game-matching.jp/g-job-agent/news_articles/131
PvPは1対1だけでなく、多人数対多人数のチームバトルもこう呼ばれます。所属するチーム同士のバトルや陣営同士のバトルなどもPvPと呼ばれるケースがあり、特定の対戦モードや場所に移動して戦うので、双方合意して戦うのがPvPの最大の特徴です。ロールプレイングゲームで使用される場合、経験を積んだプレイヤーと初心者プレイヤーの間には能力の大きな違いがあるため、しばしば論争の的になっています。
参考)PvPって何の略?|鉄板アプリ

GEAVOUED 野球ヒッティングトレーナー、野球ヒッティングスティック 初心者からスイング練習やプロプレイヤーのウォームアップ、1対1のコーチング用野球トレーニング器具(ソフトボールスイングトレーナー、イエロー)
PvEは「Player versus Environment」の略で、プレイヤーがコンピュータ制御の対戦相手と対戦するゲームを指します。PvEはAIやCPUなど相手コンピューターとの戦闘が基本なので、相手の行動パターンを見極めたり自分のペースで戦略を組み立てたりできるのが魅力です。反射神経やゲームスキルが求められる場面が多いPvPに対し、PvEは物語を楽しんだり装備を集めたりといったじっくり楽しむプレイスタイルが特徴なんです。
参考)PVEとは?意味やPVPとの違い、ジャンル別の特徴をわかりや…
そのため、初心者やライトユーザーでも気軽に遊べる点が魅力ですよ。たとえばRPGであればレベル上げやストーリー進行を自分のペースで進められますし、協力プレイ型のPvEゲームでは仲間と力を合わせて強敵に挑む達成感を楽しむことができます。失敗した場合でもすぐにやり直せることが多く、PvPのようなプレッシャーを感じにくい点もポイントです。
「PvP」とは?基本概念からPvEとの違い、代表的なゲームジャンルでは、PvPとPvEの違いがさらに詳しく解説されています。
プレイヤー対プレイヤー ゲームには、様々なジャンルが存在します。以下の表では、PvPが楽しめる主要なジャンルとその特徴をまとめました。
参考)https://esports.bcnretail.com/column-interview/commentary/230720_001273.html
| ジャンル | 特徴 | 代表タイトル |
|---|---|---|
| FPS・TPS | 一人称・三人称視点のシューティングゲームで、瞬発力とエイム力が重要 | エーペックスレジェンズ、ヴァロラント、スプラトゥーン |
| 格闘対戦ゲーム | キャラクター操作の技術と読み合いが勝負の鍵 | ストリートファイター6、大乱闘スマッシュブラザーズ |
| RTS・MOBA | リアルタイム戦略ゲームで、戦況把握と判断力が求められる | リーグ・オブ・レジェンド、ドータ |
| パズルゲーム | 論理的思考とスピードが勝負を分ける | ぷよぷよ、テトリス |
| DCG | デッキ構築と戦略が重要なデジタルカードゲーム | シャドウバース、ハースストーン |
| スポーツ・レース | 操作技術とコース知識が重要 | マリオカート8デラックス、FIFA |
FPS・TPSは対人システムのゲームと聞いて、まず思い浮かべる方が多いジャンルではないでしょうか。PvPの究極系とも言えるジャンルで、常に勝つための戦法を探りながら腕を磨いていくような非常に奥深いシステムが魅力の作品が数多くラインナップされていますよ。RTS・MOBAは数あるジャンルの中でも特にオンラインによる対人戦に特化したゲームジャンルで、目まぐるしく動く戦況を常に把握し対応していく力が求められます。
国内外で人気のプレイヤー対プレイヤー ゲームを紹介します。「Fortnite」や「Apex Legends」などのバトルロイヤル系が世界的にヒット中で、チームプレイが重要な「VALORANT」や「Overwatch 2」もeスポーツシーンで注目されていますよ。また、5対5の戦略バトルが楽しめる「League of Legends」や「Pokémon UNITE」も高い支持を集めています。
参考)PvP・対戦ゲームアプリおすすめランキング【2025年10月…
Nintendo Switchでは「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」が1位に輝いており、初心者から上級者まで楽しめる定番タイトルとして高評価を得ています。「マリオカート8 デラックス」はローカル最大4人、オンライン最大12人で楽しめるレースゲームで、家族や友達との対戦に最適です。「スプラトゥーン3」はアクションシューティングとして、2~8人でのオンライン対戦が可能で、日本国内で圧倒的な人気を誇っています。
参考)対戦ゲームおすすめ人気ランキングTOP12!2人で遊べる【ア…
PCゲームでは「黒い砂漠」がPvPを主軸としたオンラインRPGとして人気です。占領戦や拠点戦、ギルド戦争、自由決闘場など、PvPコンテンツが非常に豊富で、1対1もチーム戦もあるため、ソロでも友達と一緒でも楽しめますよ。戦闘はノンターゲティング形式を採用していて、一瞬の隙を狙って相手を倒す爽快感が魅力なんです。
参考)【PvP】PCゲームおすすめ15選。パソコンで遊べるオンライ…
PCゲームおすすめ15選。パソコンで遊べるオンライン対戦ゲームランキングでは、さらに多くのPvPタイトルが紹介されています。
プレイヤー対プレイヤー ゲームで勝利を掴むためには、いくつかの基本テクニックをマスターすることが重要です。まず「弾を当てられる」ようになることが、FPSのPvPで勝てるようになるための第一歩です。弾を当てることも立派な技術で、PvEで遊んでいれば普通に身につくスキルだとは思いますが、相手は人間であり、AIと違って全力で殺しに来ますし全力で逃げます。
参考)【Destiny2PvP道場】超初心者がPvPで勝つための3…
対人戦に慣れるだけなら「コントロール」がおすすめで、味方についていきながら自由に動き回ってみると良いでしょう。緊張するのであれば数をこなして対人戦に慣れることが大切で、最初は誰でも緊張しますが、おそらく10戦くらいすると慣れて余裕が出てきますよ。マップの構造と特徴を熟知しておくと勝てる確率はめちゃめちゃ上がり、例えば「このマップは直線が多いから」といった具合に、立ち回りにも深く関係する部分です。
マインクラフトのPvPでは、ジャンプブリッジをマスターすることが統合版マインクラフトのPvPにおいて欠かせない技です。下リーチをうまく活用することも重要で、ほとんどのゲームでは上が有利と言われていますが、マインクラフトの対面では相手の下にいるときのほうがリーチが長くなるという仕様があります。とにかく練習することが最終的には最も重要で、いろいろなコツを覚えるよりずっと戦ってたほうが成長する人もいますよ。
参考)〔マインクラフト} 最速でPVPを上達する7つのテクニック永…
プレイヤー対プレイヤー ゲームには、PvEにはない特有の戦略要素が存在します。まず重要なのが「速度」で、試合の半分を決める重要な要素となっています。相手よりも先に行動できれば、先制攻撃で敵を倒したり、味方を強化したりといった有利な展開を作り出せます。次に重要なのが「制御」で、これはスタン(気絶)、フリーズ(氷結)、サイレンス(沈黙)といった相手の行動を直接的に阻害する状態異常スキルを指します。
参考)【イザリア】PVPで勝利をするテクニック!パーティ編成や戦術…
PvEでは「あると便利」程度のスキルかもしれませんが、PvPでは勝敗を分ける決定的な一手となり得るんです。相手の主力アタッカーを1ターン行動不能にするだけで、こちらのパーティが壊滅するのを防ぎ、反撃のチャンスを生み出すことができます。相手の編成を見てから戦術を組み立てることも重要で、対戦相手が確定してから自分のパーティメンバーを最終決定する時間を有効に使いましょう。
相手の編成を見て「速度型パーティだな」「耐久型で来るな」といった戦術を予測し、その相手の戦術に対して有利なキャラクターを自分の編成に組み込む「後出し」の考え方が非常に重要です。自分の得意な戦術を見つけることも大切で、流行っているからといって自分に合わない戦術を無理して使っても、なかなか勝率は上がりません。速攻で勝負を決めるのが好きなのか、じっくり耐えて逆転するのが好きなのか、まずは色々な編成を試してみて自分が使っていて楽しい、しっくりくる戦術を見つけてみてください。
プレイヤー対プレイヤー ゲームには、独特のメリットとデメリットが存在します。対戦ゲームのメリットとしてまず上がるのは、競争なので手を抜かずに皆夢中で遊べることです。協力プレイの時はチーム扱いで個々人でのプレイはあまり重要視されない部分もありましたが、対戦は完全に個人プレイが全てで、個人のプレイのみで結果が出ます。
参考)協力プレイと対戦プレイ、遊ぶならどっち!?-とあるPvPモン…
対戦ゲームは対戦が主題なので、対戦相手がいる以上やることがなくなることはありません。何なら同じ相手と何度も戦うと、相手の癖や弱点が見えてくるので、いわゆる「人読み」「メタゲーム」が回ったりしますよ。PvPはゲームの実力や上達を知る上では大切で、日々CPU相手に戦っていても自分は本当に強いのか、上達しているのか不安になるユーザーもいるかもしれません。
一方でデメリットとしてまず上がるのは、個人戦である以上ゲームの腕前が如実に反映されるので、差がある場合はひっくり返すのが難しく、あまり楽しめないことですね。対人ゲームはストレスの塊みたいなもので、知らない人にやられるし理不尽に負けることだってあります。それに6対6のような味方と連携をとるようなゲームだと、味方のせいにしてしまうのもしばしばで、ストレスが徐々に徐々に溜まると台パンだったり暴言が飛び交うようになっちゃうこともあるんです。
参考)対人ゲームは家庭用パチンコだということに気づいた話。ゲーマー…
協力プレイと対戦プレイ、遊ぶならどっち!?では、協力プレイとの詳しい比較が紹介されています。
GEAVOUED 野球ヒッティングトレーナー、野球ヒッティングスティック 初心者からスイング練習やプロプレイヤーのウォームアップ、1対1のコーチング用野球トレーニング器具(野球スイングトレーナー、イエロー)