lanケーブル カテゴリー違い 見分け方 通信速度 周波数

lanケーブル カテゴリー違い 見分け方 通信速度 周波数

lanケーブル カテゴリー違いを、見分け方と通信速度・周波数の視点で整理し、用途別に選び分けるための実務判断をまとめます。手元のケーブルは何を基準に選びますか?

lanケーブル カテゴリー違い

lanケーブル カテゴリー違い:読む前の整理
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カテゴリは「速度」だけではない

最大通信速度と伝送帯域(周波数)の組み合わせで規格が分かれます。目的が「回線速度」なのか「ノイズ耐性」なのかで最適解が変わります。

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見分け方は印字が最短

ケーブル被覆の「CAT.6A」などのカテゴリ名、または「ANSI/TIA…」「ISO/IEC…」などの配線規格名の印字を確認します。

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現場では混在がボトルネック

経路のどこかに低いカテゴリが混ざると、そこが上限になりやすいです。買い替え判断は「どこが遅いか」の切り分けが先です。

lanケーブル カテゴリー違い 通信速度 周波数


lanケーブルの「カテゴリ」は、対応できる最大通信速度と、伝送帯域(周波数)の目安で段階的に分かれています。サンワサプライの整理では、カテゴリ5は最大通信速度100Mbps・伝送帯域100MHz、カテゴリ6Aは最大通信速度10Gbps・伝送帯域500MHz、カテゴリ8は最大通信速度40Gbps・伝送帯域2000MHzとされています。
この表だけ見ると「数字が大きいほど速い」と理解できますが、重要なのは“機器側(ルーター/スイッチ/NIC)がその速度に対応しているか”と、“配線距離や環境ノイズで性能が出るか”です。規格上の上限はケーブル単体で決まっても、実効のリンク速度は機器と配線全体の条件で決まります。
また「伝送帯域(MHz)が2倍だから速度も2倍」という単純な比例にはなりません。伝送規格(変調方式など)によって、必要帯域と転送速度の関係は変わるため、「周波数が上がった=体感が直線的に上がる」と決め打ちするのは危険です。


参考)LANケーブルを高いカテゴリに替えると通信速度は上がるのか?…

実務としては、次の2点で判断がブレにくくなります。

  • 回線が1Gbps以下(または機器が1GbE中心):カテゴリ5e以上で困りにくい
  • 宅内10GbEや短距離の高速化を狙う:カテゴリ6A以上が候補になりやすい

上の整理はあくまで入口で、次の「見分け方」と「混在・ボトルネック」を押さえると失敗が減ります。
参考:カテゴリと速度・周波数の対応表(規格の前提を掴む)
サンワサプライ:LANケーブルのカテゴリ見分け方(カテゴリ別の最大通信速度・伝送帯域の表)

lanケーブル カテゴリー違い 見分け方 印字

一番確実で早い見分け方は、ケーブル被覆に印字された「CAT.5e」「CAT.6A」などのカテゴリ名を読むことです。サンワサプライも、カテゴリ名の印字確認を見分け方として明示しています。
ただし現場では、カテゴリ名が見当たらない、または印字が擦れて読めないこともあります。その場合は、配線規格名(長い英数字)を手がかりにします。パンドウイットは例として、Cat5eなら「ANSI/TIA/EIA-568-B.2」、Cat6なら「ANSI/TIA/EIA-568-B.2-1」、Cat7なら「ISO/IEC 11801」、Cat8なら「ANSI/TIA-568.C-2-1」のような印字から推定できると説明しています。


参考)LANケーブルCat5、Cat5e、Cat6、Cat6a、C…

「印字はあるけど紛らわしい」ケースも要注意です。パンドウイットは、まれにCat5とCat5eが同じく「CAT.5」と印字されている場合がある、と注意喚起しています。

こういう時に「見た目でCat6っぽい」などの雰囲気判断に寄せると事故りやすいので、次のように切り分けるのが堅実です。


  • 読める印字がある:カテゴリ名→配線規格名の順で確認する
  • 印字が読めない:次のセクションの「通信速度(リンク速度)」で粗く判定する

参考:印字(カテゴリ名・配線規格名)で判定する具体例
パンドウイット:LANケーブルの見分け方(カテゴリ名/配線規格名の具体例)

lanケーブル カテゴリー違い 通信速度 測定

印字で判定できない場合、「通信速度(リンク速度)」の確認で大まかな切り分けができます。パンドウイットは、通信速度だけでは細かいカテゴリまでは分からないが、Cat5かCat5e以上かの判断材料にはなるとしています。
同記事では目安として、Cat5の通信速度は100Mbps、Cat5eやCat6は1Gbps、Cat7は10Gbps、Cat8は40Gbpsと説明しています。

ここで言う「速度」は、インターネットのスピードテストの数値ではなく、PC—スイッチ間でネゴシエーションされたリンク速度(100Mbps/1Gbps/10Gbps…)を指すと捉えるのが安全です。

ただし、リンク速度で判断する際は「ケーブル以外の要因」で下がることがある点が落とし穴です。例えば、途中のスイッチが1GbEまで、壁内配線の一部が低カテゴリ、コネクタ加工不良、折れ・つぶれなどがあると、ケーブルが高カテゴリでも100Mbpsに落ちることがあります。

そのため、測定は次の順で行うと原因が見えやすいです。


  • 既知に短くて新しいケーブルでリンク速度を確認(基準を作る)
  • 問題のケーブルに差し替えてリンク速度を確認(差分を見る)
  • 同じポート・同じ機器で再現する(機器側の影響を減らす)

lanケーブル カテゴリー違い 混在

「高いカテゴリに替えたのに速くならない」という相談の多くは、経路のどこかに低いカテゴリ(または弱い箇所)が混ざって上限が決まっているパターンです。パンドウイットも、ケーブルが混在していれば“性能の低い方のケーブルの性能しか発揮されない”と説明しています。
実際の配線は、PC—ケーブル—壁コンセント—壁内配線—パッチパネル—スイッチ—上位回線…のように複数要素で構成されます。ここで一箇所でも「100Mbps相当」になっていると、体感はそこで頭打ちになり、ケーブルだけを上げても変化が出にくいです。

ここは検索上位の“カテゴリ比較表”だけでは見落としがちな、運用・保守の視点です。次のように「混在ポイント」を棚卸しすると、買い替えが最小で済むことがあります。


  • 壁内配線(建物側)が不明:まずは壁—スイッチ間の仕様を確認する
  • 短いパッチコードだけ古い:そこだけ交換して様子を見る
  • コネクタの爪折れや曲げ癖:断線予備軍として疑う

ケーブル交換は安い対策に見えますが、闇雲に全交換するより、混在箇所の特定→局所交換の順が結果的に早いことが多いです。

lanケーブル カテゴリー違い 配線規格名 ISO IEC 11801

独自視点として押さえたいのは、「カテゴリ名」だけでなく「配線規格名(ANSI/TIA…やISO/IEC…)」が現場の“翻訳キー”になる点です。カテゴリ表記が薄い/消えているケーブルでも、配線規格名が残っていることがあり、そこからCat5eやCat6、Cat7、Cat8の当たりを付けられます。
サンワサプライも、カテゴリと配線規格名の対応を表で示しており、カテゴリ7が「ISO/IEC 11801」、カテゴリ8が「ANSI/TIA-568.C-2-1」など、同様の読み替えが可能です。


参考)LANケーブルのカテゴリ見分け方|サンワサプライ株式会社

つまり「CAT.6Aが読めない」状況でも、配線規格名の断片が拾えれば、調達時に“同等以上”を買う判断に繋がります。

さらに、規格名を読めるようになると、社内の配線台帳や工事資料(ISO/IEC表記が多い/TIA表記が多い)と、家電量販店や通販のカテゴリ表記を相互に対応付けられます。

このスキルは、機器更改やフロア移転のタイミングで「どこまで再利用できるか」「何を交換すべきか」を短時間で判断するのに効きます。




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