wps officeとmicrosoft officeの違い 価格 互換性

wps officeとmicrosoft officeの違い 価格 互換性

wps officeとmicrosoft officeの違いを、価格と互換性を中心にIT目線で整理します。機能・ライセンス・運用の落とし穴まで見て、どちらを選びますか?

wps officeとmicrosoft officeの違い

この記事でわかること
💰
価格とライセンス

買い切り・サブスク・台数制限の考え方を整理し、総コストで判断できるようにします。

🧩
互換性と崩れポイント

「開ける=同じ見た目」ではない理由と、崩れやすい条件を実務目線で解説します。

🛡️
安全性と運用

プライバシー、クラウド連携、社内標準化の観点から“導入後の事故”を避ける観点をまとめます。

wps officeとmicrosoft officeの違い 価格とライセンス


オフィスソフト比較で最初に差が出るのは、機能そのものより「支払い形態」と「使える範囲(台数・期間)」です。Microsoft側は、サブスクリプション(Microsoft 365)と買い切り(永続ライセンス)の両方があり、同じ“Office”でも契約形態で体験が変わります。たとえばサブスクのMicrosoft 365は、月額または年額で使い続ける前提のサービスで、常に最新バージョンへアップグレードできる点が特徴として説明されています。さらに1TBのクラウドストレージ(OneDrive)なども含まれる、という整理が一般的です。参考として、サブスクの価格例として「Microsoft 365 Personal」が年額21,300円(税込)または月額2,130円(税込)と案内されている記事もあります。こうした“継続課金で最新+周辺サービス込み”が基本構造です。
一方、買い切り版(Office Home Businessなど)は「一度購入すれば継続して使える」永続ライセンスで、最新版へのアップグレードは含まれず、インストール台数も2台までに制限されるという説明がなされています。つまり「機能更新は要らない、ネットに依存したくない、でもOfficeの互換性とブランドの安心は欲しい」という人には、買い切りの思想が合います。記事中では、Office Home Business 2021の価格例が43,980円(税込)として紹介され、サブスクと比較した“3年を超えると買い切りが有利になりやすい”という試算も提示されています。もちろん価格はキャンペーンや時期で変動するため、目安として捉え、購入前に公式や販売店の最新表示で再確認してください。


参考)https://rpc.ringrow.co.jp/blogs/tips/wpsoffice-vs-microsoftoffice

WPS Office側は、一般的に「低価格で導入しやすい互換Office」として語られがちです。検索上位の比較記事でも「予算重視ならWPS」「互換性やプロ用途はMicrosoft」といった結論が多く、コストの魅力が入口になりやすい傾向があります。とはいえ、導入判断を価格だけで行うと、あとで“互換性の穴”や“運用上の差”がコストとして返ってくることがあります。価格は最初の比較軸として有効ですが、IT担当や作業の再現性が必要な人ほど「どのファイルで事故るか」「誰とやり取りするか」を並行して見ておくのが安全です。

wps officeとmicrosoft officeの違い 互換性とファイル形式

互換性は「開けるか」だけでなく「同じ見た目で印刷できるか」「数式・図形・フォントが崩れないか」「差分が出たとき原因切り分けできるか」まで含めて考える必要があります。WPS OfficeはWord/Excel/PowerPoint相当の主要機能を持ち、Microsoft形式(.docx/.xlsx/.pptx)で保存できる点がメリットとして紹介されています。つまり、ファイル形式の入口はかなり揃っています。
ただし、検索上位の比較記事では「互換性を謳うが、細かなフォーマットや特殊設定では完全再現できない場合がある」といった注意点も明示されています。ここで重要なのは、互換性問題が“特定の条件”で急に表面化することです。たとえば次のようなケースは、どの互換Officeでも問題になりやすい代表例です。



  • Word:特殊な段組、禁則処理、差し込み印刷、凝ったテキストボックス配置が多い資料

  • Excel:ピボット、条件付き書式、複雑な関数、外部参照、ブック間リンクが多い集計表

  • PowerPoint:アニメーションやフォント置換が絡む提案資料、印刷・PDF化前提の配資料

WPS側の互換性説明ページでは、Word/Excel/PowerPointそれぞれの代表機能(例:Excelのピボットテーブルや条件付き書式、Wordの差し込み印刷など)が互換として表で整理されています。つまり“機能名レベルでは対応している”ことは読み取れますが、実務では「同じ機能名でも挙動が100%一致するか」は別問題として残ります。ここを誤解すると、納品直前にレイアウトがズレて修正が発生し、“価格差以上の工数”が出ます。
互換性の確認で現実的に効くのは、「自分の現場で事故りやすいファイル」を先にテストすることです。普段扱う“地雷”は組織や職種で偏りがあり、たとえば経理はExcelのブック間リンクが多く、営業はPowerPointの見た目が最重要、というように事情が違います。導入前に1時間でもよいので、よく使うテンプレ・過去案件ファイル・取引先から来る典型ファイルをWPSで開き、印刷プレビューとPDF出力まで確認すると、互換性の当たり外れが一気に見えます。

wps officeとmicrosoft officeの違い 機能とマクロ

機能差の“決定打”になりやすいのが、Excelのマクロ(VBA)です。検索上位の記事では、WPS Office 2はマクロ(VBA)に対応していないため、マクロを使いたい場合はMicrosoft Officeを選ぶのがおすすめ、という趣旨の説明がされています。ここは、個人利用だと軽視されがちですが、業務利用では極めて大きいポイントです。マクロが絡むExcelは、単なる便利機能ではなく「業務手順そのもの」になっていることが多いからです。
マクロ以外にも、Microsoft 365を中心とした周辺機能(クラウドストレージ、共同作業、常時最新など)が“業務の前提”になっている会社は増えています。サブスク版Microsoft 365は、1TBのOneDriveやコラボレーション機能が利用できる点が特徴としてまとめられています。つまり、Word/Excel/PowerPointの単体比較ではなく、「共有・履歴・同時編集・端末切替」を含む運用全体がパッケージ化されているのがMicrosoft側の強みです。

逆に、WPS Officeが向くのは「Officeファイルを受け取って閲覧・軽微編集ができればよい」「テンプレが簡素で、見た目の厳密さや自動化が少ない」「複数人同時編集を必須にしない」といったケースです。検索上位でも、予算重視や個人用途ではWPS、ビジネスや高度な用途ではMicrosoftが優位、という整理が繰り返し登場します。機能面は“全部入り感”でMicrosoftが強く、必要十分を安価に押さえるならWPS、という住み分けが基本線になります。

wps officeとmicrosoft officeの違い 安全性とプライバシー

IT担当が見落としやすいのが、「ソフト自体の安全性」と「データの扱い(プライバシー・クラウド連携)」です。とくにWPS Officeは、プライバシーポリシー上、アカウント作成やサービス利用に伴い、氏名・メールアドレス・地域などの基本情報が扱われうることが明記されています。また、収集した情報を不正アクセス等から保護するため、転送中の暗号化やアクセス制限などの安全対策に触れています。ここは“危険/安全”という断定より、何が収集され、どの機能をオンにすると外部通信が増えるか、という観点で読むのが実務的です。
独自視点として強調したいのは、「互換性や価格」よりも先に“情報の持ち出し経路”を決めると、導入後の揉め事が減る点です。たとえば、個人PCなら利便性優先でクラウド同期を使う判断もできますが、会社PCでは“クラウド機能を無効化してローカル保存のみ”の運用が求められることがあります。WPSを使う場合も、業務端末では「アカウントログインを必須にしない」「クラウド連携機能を使わない」「インストーラは公式配布元から入手する」など、運用ルールでリスクの大半はコントロール可能です。もちろんMicrosoft側でも、アカウント連携・クラウド保存が標準になりやすいため、データ分類やアクセス制御の設計は必要です。


参考)プライバシーポリシー

さらに、検索上位には「中国製で不安」という文脈の記事も多い一方で、日本法人としての管理体制を説明する公式側の文章も存在します。たとえばキングソフト側は、日本でPマーク(プライバシーマーク)を取得していること、日本の顧客情報は日本で管理している旨を説明しています。結局のところ“イメージ”ではなく、(1)どの版を使うか、(2)クラウドやAI機能を有効化するか、(3)社内規程と整合するか、で評価が分かれます。


参考)WPS Officeって中国のソフトでしょ?危険性は?という…

安全性評価の現実的な落としどころとしては、次のチェックが効きます。



  • 会社の情報資産ルール(持ち出し禁止/要暗号化/クラウド禁止など)に合うか

  • アカウントなしで使える範囲はどこまでか(ログイン必須機能が業務に必要か)

  • 外部提出物(見積書・請求書・提案書)の“PDF出力の一致”が担保できるか

これを満たせない場合、価格が安くても結局Microsoft側に戻る、というケースが起きがちです。

wps officeとmicrosoft officeの違い 選び方とおすすめ

選び方は「誰とファイルをやり取りするか」と「再現性が必要か」でほぼ決まります。取引先や社内標準がMicrosoft Officeで、Word/Excel/PowerPointの見た目や動作を“同一”に近づけたいなら、Microsoftを選ぶのが摩擦が少ないです。比較記事でも、ビジネス利用では互換性やサポート体制の面でMicrosoft Officeが優れる、という整理が見られます。特に“差し戻しが許されない書類”や“テンプレが固定”の部署ほど、このメリットは大きくなります。
一方で、個人利用や、閲覧・軽微編集中心でコストを抑えたい場合はWPS Officeが現実的です。WPS側はMicrosoft製品との「操作性」「文書レイアウト」「ファイル形式」の互換性を大きく掲げ、代表機能の対応表も提示しています。導入後に困りにくくするには、最初から“用途を限定”して使うのがコツです。たとえば「社外提出物はMicrosoft(またはPDF化後のみ提出)」「社内メモはWPS」「マクロファイルは触らない」といった運用分離をすると事故が減ります。


最後に、IT寄りの実務ノウハウとして「混在環境の落とし穴」を挙げます。部署によってWPSとMicrosoftが混在すると、同じファイルでも“編集した人のソフト”で崩れ方が変わり、責任の所在が曖昧になりがちです。検索上位でも互換性の注意が書かれている通り、完全互換でない可能性がある以上、混在は“いつか踏む地雷”になります。もし混在させるなら、テンプレを簡素化してフォントや図形のルールを統一し、提出物はPDF固定に寄せる、など「崩れにくい作り方」を先に整備すると、現場のストレスを抑えられます。

互換性(操作性・文書・ファイル形式)の公式説明がまとまっている(互換性セクションの参考)
https://www.kingsoft.jp/office/compatibility
サブスクと買い切りの違い、価格例、OneDrive等の付加価値が整理されている(価格・ライセンスセクションの参考)
https://tips.kingsoft.jp/post/1759
WPSのプライバシーポリシー(収集情報カテゴリや保護策の考え方を確認できる:安全性セクションの参考)
プライバシーポリシー




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